本当は繊細? 板倉滉の指摘に堂安律がメンタルへの考えを明かす「弱いって思えていることが強さ」

 フライブルクの堂安律が8月9日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。ボルシアMGに所属し日本代表で共闘する板倉滉とメンタルについて語り合った。

 2022年に行なわれたカタール・ワールドカップで2得点を挙げた勝負強さや、野心を隠さない強気な発言で知られる堂安だが、かつてオランダのフローニンゲンでチームメイトだった板倉から見ると、豪胆なタイプではないという。

「俺が知っている律は、割と繊細なのよ。メンタル的にも。プレーの自分の良い悪いとかあるじゃん。それに対して、割と『いや俺は俺様だ。俺が行くぞ』って見せている。そういう風に思っている人は多いと思うけど、俺から見ると、やっぱリ律は結構、繊細。上手く自分が行かなかった時とかってあると思うけど、外には絶対に出さないし、別に俺に出すわけでもないけど、割と自分でちゃんと考えるじゃん。そのイメージがある」
【動画】堂安律&板倉滉が熱く語り合う!
 この発言に堂安はうなずき、自身の考えを述べる。 

「そもそも強いって何やねんって話。結局メンタルが強いって言われているけど、俺は強くないと思っているし。滉君もたぶん自分で 強くないって思うやん。でも滉君が緊張しているとこなんて俺は見たことないし。メンタルの強さって何って、それぞれの価値観があると思っていて」

 そして、「自分がメンタルが弱いって思えていることが強さだと思っていて。弱いから人より練習しなきゃあかんし。弱いから弱いのが試合前に出てこうへんように、自分を追い込みまくってやれることを全部やって。試合前にこれだけやったから大丈夫って開き直れるメンタルまで持っていくことが俺らのやれること」と力説した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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