女子ゴルフ山下美夢有、わずか1打差届かず銅メダル逃す。痛恨の16番ダブルボギーに「もったいない」と厳しく指摘する声も【パリ五輪】

 表彰台まで、あと一歩及ばなかった。

 現地8月10日、パリ五輪は女子ゴルフの最終ラウンドが行なわれ、五輪初出場の山下美夢有は5バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの「73」で回り、通算6アンダー。首位と4打差の4位に終わり、惜しくも日本勢2大会連続のメダルは1打差届かなかった。
 
 前半は2番パー3で、3メートル余りにつけてバーディーを奪う。だが6、7番で連続ボギーとし、4位に後退。昨日はノーボギーと安定していたがパットに乱れが生じた。

 難しい8番パー3では2つ目のバーディーを奪取。しかし、パー5の9番で第2打をグリーン左のラフに入れると、そこから3パットを要し、痛恨のダブルボギーを叩いた。

 後半は我慢のゴルフが続いていたが、痛手だったのは16番のパー3。ティーショットを右側の池に入れてしまうまさかの展開で、ドロップゾーンからの3打目でグリーンを捉えたが、2パットのダブルボギーとなってしまう。

 17番を終えて7位とメダル圏外だったが、18番パー5は2オンに成功。イーグルのチャンスだったがパットを外した。最後までメダル争いを繰り広げたが、惜しくも表彰台は叶わなかった。
  オリンピック初出場ながら、4日間通して世界トップとメダル争いを演じた山下にはネット配信を中心に最終ラウンドを見守った視聴者は、「あらま~惜しい!」「ロスでリベンジや!」「イーグル惜しい!ナイストライだった!池ポチャダボがなければね…残念」「ダボがもったいなかった」などなど、2つのダブルボギーに嘆くものの、世界トップレベルとメダル争いを繰り広げた国内賞金女王に労いの言葉も上がっている。

構成●THE DIGEST編集部

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