史上初の快挙だ。
現地８月10日、パリ五輪は陸上の女子やり投げ決勝が行なわれ、昨年の世界女王である北口榛花が65.80メートルで金メダルに輝いた。日本の女子選手がオリンピックの舞台で、投てき種目で優勝するのは史上初めて。北口が日本の陸上界に新たな金字塔を刻んだ。
トラック・フィールド種目の最終日に北口が歴史的快挙を成し遂げた。北口は１回目でいきなり今季最高となる65.80メートルの好記録を叩き出し、首位に立つと満面の”北口スマイル”を浮かべた。２回目は62.39メートルで、後半戦の投てきに進める上位12人に残った。
４回目は61.68メートルと、あまり距離が伸びず。５回目は64.73メートルと、さらなる好記録への兆しを見せた。
最終投てきを前に、２位につけていたジョアネ・ファンダイク（南アフリカ）が北口の記録を上回れず、この時点で北口の金メダルは確定。パリ大会の「最後の一投」はファウルとなるも、投てき後は歓喜の涙を流した。
昨年の世界選手権で初制覇してから、金メダル候補にも挙げられていた北口。大きな重圧をはねのけ、オリンピックの舞台で表彰台の真ん中に立った。
最終投てきを前に、２位につけていたジョアネ・ファンダイク（南アフリカ）が北口の記録を上回れず、この時点で北口の金メダルは確定。パリ大会の「最後の一投」はファウルとなるも、投てき後は歓喜の涙を流した。
昨年の世界選手権で初制覇してから、金メダル候補にも挙げられていた北口。大きな重圧をはねのけ、オリンピックの舞台で表彰台の真ん中に立った。
構成●THE DIGEST編集部
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