「間違いなくPKだ」敗れたブラジルの主将マルタ、決勝の判定に不満爆発!「アメリカ戦では審判とも対戦しなければならない」【パリ五輪】

 現地8月10日に行なわれたパリ五輪・女子サッカーの決勝で、ブラジル女子代表はアメリカ女子代表と対戦。57分に献上した1点が重くのしかかり、0-1で敗れて銀メダルに終わった。

 グループステージ第3戦でスペインの選手の頭部を蹴ってしまい、レッドカードで2試合出場停止の処分を受けたブラジルの主将マルタは、61分から途中出場。ただ、チームを優勝に導くことはできなかった。

 ブラジルのメディア『Lance』は「マルタはプライドとフラストレーションを露わにし、物議を醸した事件での審判の働きを批判」と報道。38歳の英雄が試合後に勝ったコメントを紹介している。

「少しイライラしている。前半は試合を支配し、チャンスを作り、少なくとも2ゴールを決めて楽にできたはずだが、フィニッシュで運がなかった。これが決勝だ。フィニッシュに関しては冷静でなければならあに。それが最終的に違いを生むからだ」
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 また、アドリアーナがアメリカのクリスタル・ダンと交錯して敵ペナルティエリア内で倒れたものの、PKにならなかったシーンに言及。こう不満を爆発させている。

「審判についても話さなければならない。私は審判を信じている。リプレーを見ましたが、間違いなくPKだったと思う。大丈夫。アメリカとの対戦が難しいのはわかっていた。アメリカと対戦しなければならないし、いつも審判とも対戦しなければならないからだ」

 審判団を痛烈に皮肉った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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