フライブルクの堂安律が、自身のYouTubeチャンネルで、日本代表で共闘するボルシアMGの板倉滉と対談。その中で、試合での実力発揮がテーマに上がった。
かつてオランダのフローニンゲンで同僚だった板倉は、ギラついている印象が強い堂安が実は繊細なタイプだと明かす。そのうえで、2022年のカタール・ワールドカップで2ゴールを挙げるなど、大舞台で力を発揮できる理由が気になるという。
「律は強気なイメージ、強気な発言をしているわけじゃん。メディアに対しても。その律が、ちゃんとピッチ上で(実力を)発揮するじゃん。本来別にそんな強くなくて割と繊細なのに、それはピッチ内では出てないと思う。 ワールドカップの時みたいに結果を出すじゃん。大事なとこで結構決めるじゃん。その勝負強さ、ここぞという時に発揮できる力というのは、どこから来ているのか気になる」
この疑問に対し、堂安はこう答える。
「自分は目立ちたがり。自分が1番じゃないと気が済まへんし。そのために、努力しないとあかんと分かっているから。大舞台になった時に、今まで誰よりもやってきたって開き直れる。理想の自分を求める気持ちがめちゃくちゃ強くて。理想の自分はいるけど、『やっぱワールドカップで出られたし良いか』じゃなくて、ワールドカップで点をとって活躍したい、目立ちたい気持ちに対して行き切るところは、人より強いと思っている」
【動画】堂安律&板倉滉が熱く語り合う!
また、日本代表で背番号「10」を背負っている責任感もプラスに働いているようだ。「ちょっとピリッとしているかも最近は。これで失っても仕方ないという覚悟では、ピッチに立っているし。ここで結果を出さないと。凄い選手が多い分、凄い選手のなかで自分が1番じゃないと、あかんて思っているし、顔も立たん」と話し、こう続ける。
「今までつけてきた先輩が凄すぎるから。(南野)拓実君がいて、(香川)真司君がいて。中村俊輔さん、名波(浩)さんとかがいた。少しでも追いつかないと、という気持ち。ここ最近はそれをエネルギーに変えてやっているかな」
そして、「(気持ちの)弱い・強いは、落ち込むとかいろいなことを紆余曲折しながらもゲームに(合わせて)調整する。そこにトップのメンタルを持っていくっていうのは上手い。自分が沈んでいる時に試合には行ってへんと思う。ちゃんと持ち上げて持ってきた状態で(試合に臨む)」と強調した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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