現地8月10日、パリ五輪卓球男子日本代表の張本智和は、公式SNSを更新。「僕のパリオリンピックが終わりました」「たくさんの応援本当にありがとうございました!」と綴り、惜しくもメダルなしに終わった3種目(男子団体4位、男子シングルス準々決勝敗退、混合ダブルス初戦敗退)のパフォーマンスを振り返っている。
【画像】随時更新!パリ五輪で輝いた「日本人メダリスト」を厳選ショットで一挙紹介! まず今大会の結果に関しては、「もちろん悔しいし、現実を受け止めるにはまだ時間が必要です。もしかしたら一生かかっても受け止められる結果ではないのかもしれません」と記述。「あと1点、あの1点を取っていれば。言い出したらキリがありません」と綴っており、やはり落胆の色は隠せない様子だ。
ただ、「それでもこの3年間の経験、努力、人生、全てをぶつけました」と胸を張る張本。「メダルは獲れなくてもそこまでの過程、オリンピックでのパフォーマンスにはある程度納得できる部分はあります。試合をしながら確かに強くなってる、そう思うシーンはたくさんありました」と続け、次のように思いを記している。
「それでも、スポーツは誰かが勝てば誰かが負ける。良いプレーをしても必ずしも勝てるわけではない。いつも勝者でいられるわけではない。それがスポーツの残酷さであり、素晴らしさでもあると思います。
『結果』はコントロールできなくても、『努力』はスポーツ選手ができる最善の仕事です。どんな結果になろうが試合が終わればまた努力する、努力してまた次の試合に向かう。ずっとその繰り返しです」
また男子団体の戸上隼輔、篠塚大登には、「すぐにリベンジとはいかないけど、他の大会で少しずつリベンジしていこう!」とコメント。早田ひなとの混合ダブルスは、「最後の最後までシード争いして第2シードを勝ち取ったことは絶対に意味のあることだと思います。最後の結果だけで全てが否定されることにはならない」と振り返った。
さらに、監督やコーチ、家族、スタッフへの感謝を示し、「またすぐに試合はやってきます。休んでる暇はありません」と力を込めた張本。最後は、「(男子団体)準決勝後にたくさんの温かい言葉をかけてくださり、本当にありがとうございました。誰かの言葉がここまで支えになり、救われたのは初めてでした。本当にありがとうございました」と投稿を締めている。
構成●THE DIGEST編集部
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