パリ五輪は現地８月11日、最終日を迎え、女子マラソンが午前８時（日本時間午後３時）スタートで行なわれ、日本の鈴木優花が６位入賞を果たした。日本勢は鈴木、一山麻緒が出場。前田穂南は右大腿骨疲労骨折で欠場となった。

【画像】随時更新！パリ五輪で輝いた「日本人メダリスト」を厳選ショットで一挙紹介！　レースは序盤、大きな集団でゆったりとしたペースで開始された。５キロ過ぎからエチオピアのティグスト・アセファエが飛び出し、集団が崩れていくが、ここに食らいついていったのが鈴木。20キロ地点を前に集団に追いつき、そのまま粘り強い走りを見せる。

　さらに、28キロ過ぎからの急激なアップダウン。集団から一人、二人と脱落していく中、鈴木はトップ集団で走り、何度か離されかかりながらも、粘りの走りをみせる。35キロ地点を鈴木は５位で通過する。

　しかし鈴木は終盤36キロ過ぎから先頭の５人から徐々に遅れ始めた。レースは、オランダのシファン・ハッサンが五輪レコードとなる２時間22分55秒で優勝。鈴木は自己ベストとなる２時間24分02秒で６位入賞となった。日本勢は、前回東京五輪で８位入賞した一山に続き、２大会連続での入賞を果たした。一山は51位でのゴールとなった。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】パリ五輪のマラソンはエッフェル塔やルーブル美術館を通る“五輪史上最も過酷”なコース？「伝説的なものになるのは間違いない」

【関連記事】「箱根駅伝の山登りみたいやん」男子マラソン、終盤の急激なアップダウンにX騒然！「権太坂と箱根のミックスみたいだ」【パリ五輪】

【関連記事】「この難しいコースで入賞凄すぎる」男子マラソン、赤崎暁が大健闘！ 一時首位を疾走→６位入賞に視聴者歓喜【パリ五輪】