「彼がいたから勝ったって思われるのも...」首位町田が今季初の3戦未勝利、黒田監督は「もう1回、奮起させて再構築したい」と前を向く

 J1で首位に立つFC町田ゼルビアは8月11日、リーグ第26節で湘南ベルマーレとホームで対戦。48分に先制を許し、その後の反撃も実らず0-1で敗れた。

 試合後のフラッシュインタビューで、黒田剛監督は「ここ一番でのクオリティの問題もかなり見られましたけど、しっかりと点数を取ることは重要」と振り返る。失点に関しては「一瞬の隙、センターバックあたりのポジション修正を含めて、そこを湘南さんが逃さなかった。そこは真摯に受け止めなければならない」と唇を噛む。
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 59分に3枚替えで流れを変えようとした。「体力の消耗もかなり目立ったというところと、フレッシュで活きの良い選手を入れることで、もう1つ、前でハメていきたい意図があった」。相手を押し込み、チャンスは作ったが、もう一押しが足りなかった。

「期待していた以上のクロスの精度が、あまり見られなかった。そこは残念です」

 町田はこれで今季初の3戦未勝利(1分2敗)。次節は17日にホームでジュビロ磐田と相まみえる。指揮官は「ホーム戦が続きますので、1つここで勝たなければならないし、(今夏に欧州移籍の)平河が抜けた状態になりますけど、彼がいない時に1つ勝たないと。彼がいたから勝ったって、そう思われるのも、ちょっとあれなので。選手たちをもう1回、奮起させて、しっかりとチームを再構築したい」と気合を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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