やり投げ北口榛花の金メダルを武者修行先のチェコが異例の祝福! 健闘称える”胸アツ抱擁”に反応【パリ五輪】

 異国から異例の祝福が届いている。

 現地8月10日、パリ五輪は陸上の女子やり投げ決勝が行なわれ、北口榛花が65メートル80センチで金メダルに輝いた。この種目での日本人女子の五輪表彰台は史上初めて。日本陸上界にとっては2004年アテネ五輪の室伏広治(男子ハンマー投げ)、野口みずき(女子マラソン)以来、20年ぶりの快挙を飾った。

 金メダル確定後、北口は涙を流し、銅メダルだったニコラ・オグロドニコバ(チェコ)と健闘を称えて抱擁する場面があった。この胸熱シーンをチェコの国営放送局『CT Sport』の公式X(旧ツイッター)がキャッチ。日の丸を背に感情がこみ上げた北口の写真を添え、日本国旗とチェコ国旗の2つを揃えて祝福している。
  東京五輪後、北口は武者修行としてやり投げ大国のチェコを拠点に活動。コーチであるデービッド・セケラック氏の指導のもとメキメキと実力を磨き、昨年の世界選手権では日本女子の投てき種目史上初めて優勝を飾った。

 現在では独学で学んだというチェコ語で地元メディアからの取材に応じるなど、チェコ国民からも愛される選手となった北口。悲願のオリンピック金メダルには異国からも称賛が上がっている。

構成●THE DIGEST編集部

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