パリ五輪・スケートボード男子ストリートの決勝は7月29日、コンコルド広場で行なわれ、日本の堀米雄斗がトータルスコア281.14ポイントで1位。2大会連続の金メダルに輝いた。
スケートボードには、「コンテスト(競技)」と呼ばれる、オリンピックや国際大会『Xgames』、プロツアー『SLS』などの賞金大会で戦う、コンペティターの世界が存在。一方、街中を駆け抜け、スポットを探し、超絶トリックをストリート(路上)でメイク(成功)させ、「ビデオパート」と呼ばれる映像制作で、名を馳せる世界も存在する。
ストリート(路上)では、スケートパークのような綺麗に整備された路面やレールはない。街中を駆け抜けていると、警察官に話しかけられたり、強面の人に話しかけられたり、見つけたスポットでメイクした瞬間を見てたおばあちゃんに拍手されたり…。作品のなかで、メイク後に街の人とハイタッチする場面などは、よくある光景だ。
そんな、次から次へと訪れる障害をセンスとアドリブを効かせて乗り越えていく姿を専属カメラマンが撮影。映像を完成させて、作品として発表する訳だが、収益に繋がるまでは膨大な時間と労力を費やし、さらに怪我のリスクも大きい。
そんなストリートで滑走する堀米の姿が話題になっている。堀米はコンペティターとしてもトップだが、ストリート作品も多く世に出してきた。そんな過去の作品やショートクリップが、金メダル獲得後、列島が歓喜に包まれるなか、再び注目を集めた。
金メダリストとなった堀米は、会見で「小さい頃、お父さんがカッコいいスケートボードのビデオを見せてくれて、そこでパークと違う難しさだったり、そこで得た経験もオリンピックの経験につながっている。カルチャーの部分に憧れて好きになった部分があるので、そこを忘れずにこれからも伝えていきたい」と語っていた。
ストリートでの作品には、ネガティブな意見も多いなか、「Tik Tok」などのSNSでは10代から20代の若者を中心に話題となっている。金メダリスト堀米雄斗のストリートでの動画にファンからは、
「一生見てられる…」
「こわっ!すごっ」
「(Nike)SB履いてるのがまたいいよね」
「息をするようにSKBする感じが凄い!」
「いつも思うけど、コレはヤバい…」
「1度でいいからこんな上手くなりたい」
「カッコよすぎる、スケボー始めたい」
などと、称賛の声が寄せられている。
また一方で「駄目だね!」「するなとは言わないが危険極まりない」「場所を選んでやってほしい」「音がうるさい…」といった厳しい意見も寄せられている。
構成●THE DIGEST編集部
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