「本当に残念だ……」好投のリバー・ライアンが右肘の故障でシーズン終了。新人右腕の悲劇にファン悲鳴「ドジャースは呪われてるんじゃないか?」

 故障者続出で野戦病院のごとくになっているドジャースに、新たな離脱者が発生した。現地8月11日、7月下旬にデビューして好投していた新人右腕リバー・ライアンに右肘の負傷が判明し、早くも今季終了が決まってしまったのだ。

 7月22日のジャイアンツ戦でデビューし、いきなり6回途中無失点と上々のピッチングを披露したライアンは、そのまま故障者が続出していたドジャースのローテ―ション入り。ここまで4試合で計20.1イニングを投げ、防御率1.33と新人らしからぬ好投で先発投手陣を支えていた。

 現地10日の本拠地パイレーツ戦でも先発し、剛腕ルーキーのポール・スキーンズとの堂々たる投げ合い。4回までを4安打無失点(無四球4三振)に抑えていたものの、3回から右腕に違和感を感じ始めていたという。そして5回2死を取ったところで思わず痛みに顔をしかめたのにコーチが気づき、デーブ・ロバーツ監督の判断で途中降板させられていた。
 
 そして今日、MRI検査により右肘の負傷が判明。ロバーツ監督は「正確な診断結果はまだ分からないが、明確に言えるのは彼のシーズンが終了するということだ」と語り、ライアンがこれ以上マウンドに立たないことが確実となった。トミー・ジョン手術を受ける可能性もあり、ロサンゼルスのファンは新星に突然訪れた不運に悲鳴を上げている。

「本当に残念だよ……」
「冗談だよね?」
「最悪だ」
「なぜなんだ!」
「信じられないよ」
「ドジャースは呪われてるんじゃないか」
「めちゃくちゃだよ」

構成●SLUGGER編集部

【動画】大きく外れるボールを投げた後に……痛みに顔をしかめ、降板するライアン

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