元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルでパリ五輪を戦ったGK小久保玲央ブライアンに喝を入れた。
大岩ジャパンは、パリ五輪の準々決勝でスペインと対戦。11分にフェルミン・ロペスの得点で先制されると、73分にもフェルミン、86分にはアベル・ルイスに加点され、0-3で敗れた。
そのなかで、闘莉王氏はこの試合に出場した選手たちを採点。基準点を「6点」とし、小久保には「4点」をつけ、“ワーストプレーヤー”と厳しく評価。フェルミンのミドルでゴールを割られた1失点目と2失点目を、ともに防げたと振り返る。
【動画】闘莉王がスペイン戦の大岩ジャパンを採点!
「1点目、ちゃんとボールに触っているし、点にしちゃいけない。セービングできると、あれぐらいのレベルだったらやってくれる、やってくれなきゃ困る。あれは完全に小久保のミス。手の甲でちゃんとボールの芯を叩いたら、必ず弾ける。
2点目も僕はミスだと思う。速かったのは速かったけど、コースは甘い。おそらくボールの出所が見られてないのかなと。だから反応が遅かったのか。でも、必ず手の届くところにボールが飛んできた。A代表のレギュラーとして戦うなら、ああいうボールは止めなきゃいけない。ブラインドになる前にちゃんとステップで動いて。ちゃんと止めてほしい」
一方、CKの流れから押し込まれた3失点目については「仕方ない。ミスじゃない。無理です」と述べた。そして、9月に北中米ワールドカップ・アジア最終予選に臨む森保ジャパンへの選出を主張。「オリンピックを見ると、チャンスをあげなきゃいけないと思った。若いから、これからどんどん経験して色々伸びていくと思う」と期待を寄せた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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