コスプレイヤーの「erin」さんがX(旧:Twitter)に投稿した、『ONE PIECE』の「ナミ」のコスプレ写真が、高い完成度で話題を集めました。彼女にコスプレの注力したポイントや制作秘話を聞きました。



『ONE PIECE』ナミに扮する「erin」さん(X:@erin7077)/画像提供:「erin」さん

【画像】えっ、クビレすごっ! こちらが美しすぎな『ONE PIECE』ナミのコスプレです(17枚)

ナミのコスプレを追求し続ける!

 コスプレイヤーの「erin」さんがX(旧:Twitter)に投稿した、『ONE PIECE』の「ナミ」のコスプレ写真が、その再現度の高さで反響を集めました。持ち前のスタイルや曲線美を活かしつつ、ポージングや表情でキャラクターを見事再現しています。彼女にコスプレの注力したポイントや制作秘話を聞きました。

――普段はどんなコスプレ活動をしていますか?

『ONE PIECE』を中心に、『HUNTER×HUNTER』や『名探偵コナン』など好きな作品のコスプレをしています。特に『ONE PIECE』はナミをはじめ、ロビンやハンコック、しらほしなど10キャラクター以上のコスプレをしてきました。

 趣味の撮影やイベント参加だけでなく、コスプレで役立つことがあればと思い、街おこしをしたり、ゴミ拾いに参加したり楽しみながら地域にも役立ち、コスプレを広めていけるような活動もしています。

――『ONE PIECE』ナミのコスプレを数多く披露しています。ここまでの熱量はどこから来ますか?

 ナミは本編、扉絵、映画、フィギュアの衣装など合わせて17着ほどコスプレをしています。子供の頃から『ONE PIECE』が、麦わらの一味が大好きでした。そのなかでも可愛くて、芯が強く、情に厚いナミはずっと私の憧れです。

 コスプレを始めたきっかけもナミです。どうすればもっとナミらしくなれるか日々研究を重ねています。撮影後も写真を見返したり、原作をチェックし直したりして衣装を改良、メイクや表情、ポーズもいまより次回もっと上手く表現できるようにと追求しています。

――回数を重ねるごとにナミのコスプレで変化はありますか?

 自分なりのこだわりがどんどん強くなっていて、それを形にできるように日々変化し続けていると思います。例えばウィッグにしても、一見単純なロングウェーブですが、やるたびに気になるところが出てきて、今のものが3代目です。

 作中のナミはおしゃれで、髪も丁寧にケアしているイメージなので、そのイメージが崩れないように、毎回使用の度にきれいにして、細かいハネやクセなどもなるべく再現できるようにその都度セットし直すようにしてます。

 小物や衣装に関しても、やってみて納得いかなかったり、もっと上手く表現できる方法が思いつくと改めて作り直したり、改良しています。

「エッグヘッド編」のナミは2023年の夏に初めて披露しましたが、その頃はまだカラー版がコミックの表紙に初公開されたばかりで資料が少ない状況でした。今年の頭、ついにアニメでも「エッグヘッド編」が始まり、靴が当初作っていたものとイメージが違ったため、最近作り直しました。

――ロビンとの併せ撮影もしていますが、撮影中の印象的な記憶はありますか?

 ロビンちゃんとカメラマンさんと3人でポーズを見て意見し合ったり、どんなふうなイメージで撮りたいか話し合ったり、とても楽しい時間でした。少し顔の角度を変えたり、小物の位置を変えたりするだけで、写真の印象が変わるので、より良い作品になるようみんなで協力して作り上げました。

――今後やってみたいナミのコスプレを教えて下さい。

 ナミはやりたいと思ったらすぐに用意することが多いですが、そのなかでいまだにできていないのは「アーロンパーク編」のナミです。あと、実は別荘のお風呂が「シャワー=テンポ」を撮るのにちょうどいいので、いつか撮りたいなと思っています。