「いてもいなくても一緒だった」闘莉王が大岩ジャパンのOA枠不採用に見解「違った展開にはならなかった」【パリ五輪】

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeでパリ五輪を戦ったU-23日本代表について語った。

 大岩ジャパンは同大会で、グループステージを3戦全勝で首位通過し、準々決勝でスペインと対戦。0-3で敗れ、ベスト8で大会を終えた。

 3人まで登録が許されている24歳以上の選手、いわゆるオーバーエイジ(OA)枠を採用せずに決勝トーナメントに進出した初めてのケースとなったが、果たしてOA枠を使えば、さらに勝ち進めていたのか。闘莉王氏はスペイン戦の結果には影響がなかったと主張する。
【動画】闘莉王がスペイン戦の大岩ジャパンを採点!
「結果が出た後に何か言うのはみっともないと思う。オーバーエイジがいたらどうだったかと言ったら、いても違った展開にはならなかったかもしれない。問題は、そのポイント、ポイントで相手が入れて日本が入れることができなかっただけの差だったと思う。

 スペインの方がちょっとレベルは上だったかもしれないけど、日本が0-3で負けるような試合だったようには決して思えない。だから、今回の試合に関してはオーバーエイジがいてもいなくても、一緒だったのかな」

 そして、大会を通じての選手の成長を評価し、「次に繋げるステップとしては、今回のオリンピックは成功だった」とも語っている。

 スペイン戦の主たる敗因は決定力の差で、それはオーバーエイジを起用したからといって、埋まったとは思えない――。そう感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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