F1ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅はシニアチームのレッドブルに昇格した場合、王者のマックス・フェルスタッペンのセカンドドライバーに徹するのではなく、将来的にはワールドチャンピオンに挑戦する姿勢を示した。
【画像】米プロレーサー、リンジー・ブルワーの厳選フォトを一挙お届け! 専門メディア『Racing News 365』のインタビューによると、レッドブルのセカンドチームとして4年目のシーズンを迎えた角田は元来の速さに加え、徐々に一貫性も身につけ昨年はニック・デ・フリース、今年はダニエル・リカルドなどのチームメイトを圧倒するシーズンを過ごしており、シニアチームへの昇格の噂も出てきていた。
レッドブルのドライバー人事が現状維持で固まりつつある現在、昇格の可能性はほぼ0になった角田だが、自身はフェルスタッペンと互角に戦い抜くことができると考えているという。「彼(フェルスタッペン)のキャリアを楽にするつもりはありません。明らかに、彼は非常に速く、一貫性があります。だからドライバーズチャンピオンシップに関しては、初年度からすぐに彼を倒せるという大きな自信があるとは言えません」と話した。
そして、「彼と激しく戦える自信があるし、学べることもたくさんある。特に、どんなコンディションでも一貫性を保つことができる」と彼は説明する。「路面が複数のコンディションに変わるけど、彼はいつもどういうわけか本当によく適応しているんだ。確かに、私は多くのことを学ぶことができます」とフェルスタッペンと比べて足りない部分を冷静に分析しつつそれを乗り越える自信ものぞかせた。
構成●THE DIGEST編集部
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