大谷翔平、3試合ぶり36号弾は逆方向へのパワフルな一発! キング争いリーグ単独トップ浮上にド軍記者は絶賛「リードオフマンとして素晴らしい役割だ」

 3試合ぶりの快音だ。

 現地8月12日、ロサンゼルス・ドジャースはミルウォーキー・ブルワーズと対戦し、「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は5回表に今季36本目となる2ランホームランを放った。

 大谷は初回、2球目の速球をセンターに打ち返したが中直。3回の第2打席は、1死三塁で得点圏にランナーを置いていたが二ゴロに倒れた。しかし直後に、6月16日に左手首骨折から「2番・右翼」でスタメン復帰したばかりのムーキー・ベッツが左翼スタンドにギリギリ入る11号2ランで先制。自ら復帰を祝う一発にドジャースベンチは大いに盛り上がった。

 そして5回には、ベッツの離脱中に切り込み隊長を任されていた日本人も続く。無死一塁での第3打席、大谷は相手先発フレディ・ペラルタが投じた外角寄りの速球を左中間スタンドに豪快に叩き込むと同投手は両膝がガクッと折れ、肩を落とした。大谷はこれでナ・リーグの本塁打王争いで単独トップに浮上した。
  この一発に現地記者も喝采の声を上げる。世界最大の通信社のひとつ、AP通信社のスティーブ・メガーギー記者は「ショウヘイ・オオタニが、今季36号を放った!カウント3-0からのボールを左中間へ大きく弾き返した」と、逆方向へのパワフルなホームランを称賛。米スポーツメディア『The Athletic』のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者も、同じくレフト方向への一打を絶賛。「リードオフマンとして、素晴らしい役割だ」と断言した。

 今月は試合前まで打率.167と結果を残せていなかった大谷。3試合ぶりの一発で浮上へのきっかけとしたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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