「黄金の帰還」悲願達成のジョコビッチが凱旋帰国!他メダリストと歓迎セレモニーで大盛り上がり<SMASH>

 パリ五輪のテニス競技で悲願の金メダルを獲得したノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランキング2位)が凱旋帰国。首都ベオグラードで行なわれた歓迎セレモニーに登場し、そのエキサイティングな様子を自身の公式インスタグラムとX(@djokernole)で公開した。

 過去に出場した五輪では、2008年の北京大会で獲得した銅メダルが最高成績で、ロンドンと東京は4位、リオは1回戦敗退を喫したジョコビッチ。

 今年6月に手術した右ヒザが懸念材料だと見られていたが、五輪への思い入れが強い37歳は、その不安を払拭するかのような力強いプレーで勝ち上がり悲願の金メダル獲得に加えて、男女通じて史上5人目となる生涯ゴールデンスラム(キャリアで全ての四大大会と五輪を制すこと)の偉業を達成したのである。

 そんなセルビアの英雄が自国に戻り、他競技のメダリストたちとともに首都ベオグラードで行なわれた歓迎セレモニーに登場。公開されたSNSには「黄金の帰還」と綴り、歓喜に満ちた動画を1本投稿した。

 首から金メダルをかけたジョコビッチが満面の笑みを浮かべてバルコニーに登場すると、待ち焦がれていた大勢の国民が大歓声で祝福。そしてセルビア代表チームの他のメダリストたたちとハグして歌って踊って、大盛り上がりを見せた。
  この投稿を見たファンからは「2024年のオリンピックで最もふさわしい金メダル」、「王さま状態」、「とても誇りに思います」、「金メダルおめでとう」、「全国民のヒーローが帰国」、「セルビア人はチャンピオンの祝い方を知っている」、「素晴らしいセレモニーだった」など、祝福の声が世界中から続々と届いている。

 なお、ジョコビッチは五輪直後の「ナショナルバンク・オープン」と「シンシナティ・オープン」を欠場し、次戦は今シーズン最後の四大大会である「全米オープン」(8月26日~9月8日/アメリカ・ニューヨーク/ハード)へ出場を予定している。

 05年から18回目の参戦となる全米オープンで5度目のタイトルを獲得すれば、四大大会では男女を通じて歴代単独トップの25勝目を手にすることになる。果たして記録更新はあるのか。今後もジョコビッチの戦いから目が離せない。

構成●スマッシュ編集部

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