「トミはかわいそう」数週間離脱で開幕アウト…アルテタ監督が冨安健洋に同情。アーセナル専門メディアは「またもやストレスの溜まる日々」

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、気になる冨安健洋の状態について語った。クラブ専門メディア『PAIN IN THE ARSENAL』が伝えている。

 加入4シーズン目を迎えている25歳の日本代表DFは、膝の負傷で今夏にアメリカで実施したプレシーズンツアーに帯同できず。さらにロンドンに戻って行なった2試合の親善試合も欠場しており、8月17日に迫るウォルバーハンプトンとの開幕戦に間に合わない可能性が高まっている。

 復帰時期は具体的にいつ頃になるのか。大きな注目が集まるなか、アルテタ監督は11日のリヨン戦(2-0)後に取材に応じ、「残念ながら数週間はかかるだろう」と明かした。

「彼がやってきた全てのことを考えれば、トミはかわいそうだ。数週間はかかると思うから、辛抱強くやり遂げなければならない」
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 冨安は幾度となく負傷に苦しめられている。『PAIN IN THE ARSENAL』はその点を強調し、スペイン人指揮官の発言を報じるにあたり、こう説明を加えている。

「トミヤスは2021年にボローニャから加入以来、怪我に悩まされてきた。この日本代表はノース・ロンドンで即戦力となったが、度重なる欠場でリズムを作れずにいるのだ。昨シーズンはふくらはぎの問題で欠場後、優勝の懸かった終盤に復帰してレギュラーとして活躍した。

 新シーズンに向けてケガの悩みを解消したかったはずだが、膝を痛めているトミヤスは、すでに夏のアメリカ遠征を欠場しており、またもやフラストレーションの溜まる日々を送る羽目になる」

 一刻も早く戻ってきて欲しいとはいえ、無理は禁物だ。万全な状態で自身の開幕戦を迎え、途中離脱なく、21年ぶりのプレミアリーグ制覇を目ざすチームで、シーズンを完走する姿を期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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