本日の一品 > カフェ ファンチャーナの 「クロワッサンベリーヨーグルトチーズケーキパフェ」(奈良・三郷町)
「カフェ選びのポイントは、そこに流れる空気感。料理やスイーツをもうひとつおいしくしてくれる気がします」。そう話すエディターの吉村セイラさんが「最近の大ヒットです」とすすめてくれたのが、奈良・三郷町にあるカフェ。古代から続く龍田古道の大自然に抱かれた、モダンなビルの2階にありました。
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「ゆったりした時間とのどかな空気、おいしいスイーツに気分が満たされます」(吉村セイラさん)
編集部の「これも食べたい!」
【水曜15時のあまいもん】とは?
関西の食に精通するライター、エディター、フォトグラファーなど“取材のプロ”たちが、ほんとは教えたくない関西の「推しおやつ」を、和洋問わずレコメンド。確かな目利きで選んだあまいもんは、どれもわざわざ足を運んで大正解の、ハズレなしのおいしさです。
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「ゆったりした時間とのどかな空気、おいしいスイーツに気分が満たされます」(吉村セイラさん)
カフェ ファンチャーナの「クロワッサンベリーヨーグルトチーズケーキパフェ」
「クロワッサンベリーヨーグルトチーズケーキパフェ」935円。クロワッサンを使ったパフェは2種で、ほかにチョコバナナガトーショコラパフェもあります。ドリンクとセットで100円お値引き。
「ファッションスナップの撮影で、奈良在住のショップスタッフから“ここで過ごす時間の流れが好き”と、教えてもらったのがきっかけです。“食べたい!”と思わせる直球力があるパフェをはじめ、ほかにないアイデアが光るデザートメニューがツボ。奈良ならではのゆったりとした時間の流れと、のどかな空気感と併せて、とても満たされた気分になります」(吉村セイラさん
カフェ巡りが大好きという店主の星田和彦さん・純子さん夫妻が、そばを流れる大和川と山々の緑に惹かれ、奈良・三郷町に店を構えたのは、2009年のこと。“こんな場所でやっても、はやらないよ”という声をよそに、ここにしかない景色と時間、そしてメニューで、多くのカフェ好きをとりこに。そして、新たなステップとして、2022年、三郷駅に程近い場所にベーカリーを併設したカフェを移転オープンしました。
1Fのベーカリー「ア ブレッド オブ フレッシュ エア」。ヴィエノワズリー、ハード系、チャバタなど、老舗ベーカリーなどで経験を積んだパン職人による、見た目にも美しいパンが並びます。
「それを目当てに訪れてもらえるような、オリジナリティのあるメニューを意識しています」。そう話すのは「いちいち自家製」をモットーに、コーヒーに合うスイーツを手がける星田純子さん。1階で焼いているクロワッサンを使ったパフェは、その代表作です。
ベーカリーの看板アイテム、発酵バターを使った16層のクロワッサンを主役に、しっとりと濃厚な自家製チーズケーキ、バニラアイス、ヨーグルト、ベリーソースを合わせています。ルックス同様、味わいも絶妙なバランスで仕上げていて、時折出合うヨーグルトやベリーソースの酸味がいいアクセントに。フルーツは、信頼できる農家から取り寄せており、ブルーベリーは千葉から。桃は和歌山の減農薬のもの、イチジクは地元・三郷町産のものを使っているそうです。