『Popteen』や『CanCam』で人気モデルとして活躍していた舞川あいくが、7月29日から銀座の高級クラブでホステスとして働くことを公表し、世間を騒がせた。舞川以外にも“夜の蝶”になった女性芸能人はいたが、なぜ彼女たちは水商売を選んだのか?
モデル、タレントが続々水商売デビュー
2005年より『Popteen』のカリスマモデルとして活躍し、2009年からは『CanCam』の専属モデルとなり、「ポスト・エビちゃん」の呼び声も高かった舞川あいく。2014年の『CanCam』卒業以降、メディアへの露出は減っていたが、それでも水商売デビューは業界内外への衝撃が大きかった。
Instagramの投稿によると、芸能界を引退するわけではなく、モデルとホステスを両立していくとのこと。《さまざまなスタイルで働く女性の在り方に私自身とても関心があり、新しいチャレンジを見守っていただけましたら幸いです》と綴っていた。
舞川は将来のキャリアデザインのためというポジティブな動機であることも明かしているが、モデルとしてエリート街道を歩んでいた存在だっただけに賛否両論が飛び交っている。しかし、実は舞川以外にも水商売デビューを公表した女性芸能人は、これまでにも複数いた。
もっとも有名なのは、小学生時代に『天才てれびくんMAX』(NHK)にレギュラー出演しており、現在はYouTubeなどで人気を博している橋本甜歌ことてんちむではないだろうか。
てんちむは豊胸手術を受けていたことを隠しながら、バストアップ効果を謳うナイトブラをプロデュースしていたことが2020年に発覚。それによって生じた何億円もの損害賠償金を捻出するために、銀座のクラブのホステスと、六本木のショーレストランのダンサーとして働くことを公表していた。
ちなみに、金策の目途が立ったとのことで2022年にはどちらも卒業していたが、先日六本木のダンサーに復帰すると発表し、今月から六本木での活動を再スタートしている模様だ。
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元欅坂46の1期生、そして現役K-POPアイドルも!?
2022年には元欅坂46メンバーだった志田愛佳が自身のInstagramで、銀座のキャバクラでキャバ嬢デビューしたことを発表。
《本当はずっと働いてみたかったけど無縁の職業だと思い中々行動に移す事ができなかったです》《楽しみな気持ちも不安な気持ちも沢山ありますが本当に憧れてた職業なので0から頑張ります》などと、動機や意気込みを語っていた。
志田は2015年に欅坂46の1期生オーディションに合格し、2018年の卒業以降はモデル業などを行っていたが、“坂道系”と言えば清楚系アイドルの代名詞だっただけに、動揺したファンは多かっただろう。
ほかにも今年4月、韓国のガールズグループ・NATUREの日本人メンバー・HARUが、グループ解散も契約解除も発表されていなかったにもかかわらず、仙台のキャバクラで働いており、キャバ嬢の源氏名でTikTok投稿をしていたことが発覚。TikTokでは自身が18歳からK-POPアイドルをしていたことなどを明かしており、騒動に発展したのだ。
けっきょくその後、NATUREは解散を発表し、HARUの事務所との契約終了も報告されたのだが、表向きはまだ現役アイドルということになっていた状態でのキャバ嬢デビューという、前代未聞の事件だった。
――「職業に貴賎なし」が大前提ではある。
ただ、モデルやアイドルといった芸能人はなかなか出会うことのできない“高嶺の花”なのに対して、ホステスやキャバ嬢といった“夜の蝶”はお金を払えば会える存在だ。
どうして彼女たちは水商売に足を踏み入れたのだろうか?