芸人夏休みキャンプで友保が見せた禁断の顔
—夏休み、どこかに遊びに行った思い出などはありますか?
友保 俺はそれこそ本家に帰ってて、岡山の。ホタル追いかけたり鮎つかまえたり、めちゃくちゃ田舎やらしてもうてましたよ。
—夏休みに田舎に帰るって憧れてました。私は一族全員川崎にいたので。
友保 みんなラップしてたんですね。
—小林さんは何されてました?
小林 うちは母子家庭やったんで……一応別れたダンナ……って俺が旦那って言うのはへんですけど、鳥取で、何回かは行ったことあるかな。
友保 おまえのおとんラクダ引いてたもんな。
小林 それはおまえが言うてるだけや(笑)。
友保 ラクダ引いて砂丘の前で写真撮って。
小林 鳥取にはもっと他にも仕事があんねん(笑)。
友保 ないねん。砂丘の前で写真撮って、それとしじみしかないよ。あと巫女しかおらんよ、神主と。
小林 うち農業やってたんやって!
友保 あんまでも夏っぽいことしてなかったですね。それこそ最近できるようになりましたね。お金あるから。キャンプ行ったりとか、昨日まで行ってたんですよ、福井の方に。
—いいですね。それはどういうメンバーで行ってたんですか。
友保 同期の超速バギーってやつがいてるんですけど、そのトリオの2人と、俺が溺愛してるしげみうどんと、あと(後輩芸人)ZUMAひかるっていう呪われし人間。ほんまに誰もおらん山奥のとこ行ったんで、キャンプ場みたいなとこ。誰も人来えへんから全員で全裸になって酒飲んだんですけど、全裸で酒飲むの最高ですね。
—全裸酒飲み、やったことないですがどういうところが最高なんですか?
友保 ちょっととんでもないですね。あんないいもんない。その写真をしげみが全部撮って送ってもうたんですけど、わし完全にシャブ中の顔。スッポンポンでベロベロなってて。あんなおもろいもんないですね。
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「スッポンポンでお酒を飲むのは最高!」
—開放的な感じになる。動物のような。
友保 わかんない。とにかく最高なんですよ。39歳で知りましたね。最高。今までは山奥で、みんな酒飲みながら星見てやりたい芸能人の名前言うだけやったんですよ。今思えば生ぬるかったです。もうスッポンポンでみんなでお酒飲んで道路の真ん中で寝転がってんのが最高ですわ。
—なるほど。
友保 星見てね。あれが大三角形やな、みたいな。
—本来の人間のあるべき姿なのかもしれませんね。
友保 今うっすら記憶にあるのは、なんで俺らに毛が生えてないねんと。なぜ体毛が生えてないんだって、自分で自分に怒ってましたね。ただそのあと全員寝たんですけど、全員の布団黒なってましたわ(笑)。
小林 俺も昔、全裸川飛び込みしたな。バイトの人と奈良の方の川に行って。飛び込むのにいいでかい石があるんです。そこに毎年のように行って、そこで裸になってみんな飛び込むんですけど、みんな飲まな飛ばれへんって。俺はビビらんかったけどな。
—急にアピール(笑)。
友保 でも、川の水ってマジで失明するくらい冷たない?
小林 嘘やろっていうくらい冷たいな。
友保 あとアブが首の周りで待ってるよな(笑)。川から上がんの待ってんのや、アブが。俺四回目え合うたよ、アブと。
小林 噛まれるとちゃんとテンション下がるよな(笑)。
友保 昨日噛まれたのに今日も痒い。もってかえんねんこれ。
—夏休みは大人のほうが楽しいのかもしれない。
友保 ちびっこの時は親主導やから。今やっと夏を楽しめますよ。20代の頃は恋にバイトに大忙しだったんで、走り回ってましたよ(笑)。夏を楽しむ余裕もなかったですわ。
取材・文/西澤千央 撮影/高木陽春