ウクライナの英雄、選手村での時計盗難を公表「リオにはずっと泥棒がいたが、ここの泥棒は…」地元通信社が報道【パリ五輪】

 ウクライナのレスリング選手で、パリ五輪の男子グレコローマン87キロ級で銅メダルを獲得したジャン・ベレニウクが、選手村で盗難被害に遭っていた。ウクライナへの帰国後、インスタグラムのストーリーズで公表し、これをウクライナ通信社『UNN』が報じた。

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「パリ五輪での嫌な出来事のひとつは、腕時計が盗まれたことだ。何人かの選手が金銭や私物を盗まれた。おそらく選手村の清掃員の仕業だろう。出発が迫っていたから、すぐに公表する時間がなかった。リオの選手村にはずっと泥棒がいたが、パリの泥棒は用心深かった」
  ベレニウクは2016年のリオ五輪で銀メダル、東京五輪で金メダルを獲得したレスリング界の英雄。19年から国会議員を務めており、パリ五輪で銅メダルを獲得した後に現役引退も発表した。

 パリ五輪の選手村では窃盗被害が多発。ラグビー7人制男子の日本代表選手が結婚指輪やネックレス、現金を盗まれ、オーストラリアホッケーチームのコーチはクレジットカードを盗まれて不正利用された。また、スロバキアの自転車チームも数々の装備品が盗まれた。

構成●THE DIGEST編集部

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