パリ五輪で授与されるメダルの劣化に関して、またしてもアメリカから新たな報告があった。男子フェンシングの個人フルーレで銅メダルに輝いたニック・イトキンだ。
3位決定戦で日本の飯村一輝に競り勝った24歳は、メダルをゲットしてわずか数日での変化について明かした。まずは自身のTikTokでメダルの両面をみせながら「いったい何が起こったのか分からないよ。いろいろなことがあったようだ」と悲しげに綴る。さらに続けてXも更新し、「メダルはもう100%には見えない」と嘆いた。
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この様子を取り上げた英紙『Daily Mail』は「イトキンは同じくアメリカ出身であるスケートボードのナイジャ・ヒューストン、女子ラグビー(7人制)選手であるイロナ・マーハに次いで、メダルの質の劣化を注意喚起する最新のアスリートとなった」と報じた。そのうえで「確かに彼のメダルの両面には無数の傷や黒い斑点のようなものが散らばっている」と描写し、「たった数日後に彼を襲った衝撃来な事実である」と伝えた。
誰よりも最初に苦言を呈したヒューストンは「ちょっとだけ汗をかいた僕の肌に触れたり、週末に友人たちにかけてあげたりしていたら、だいぶ酷くなってしまったんだ。みんなが思っているほど上質ではないね。かなりザラザラしているよ」と説明し、実際のメダルの状態を動画で紹介して大きな反響を呼んだ。
相次ぐ破損報告を受けて、米スポーツメディア『TMZ Sports』は「製造元であるパリ造幣局は傷ついたメダルのすべてを組織的に交換し、オリジナルのものと同じ刻印を入れると約束した」と報じているが、はたして今後の展開はどうなるか。
構成●THE DIGEST編集部
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