「信じられないほどのクオリティ」デビュー即ゴールのエムバペをマドリー指揮官が絶賛! 破壊力は“BBC”擁した2014年より上?

 現地時間8月14日にワルシャワで開催されたUEFAスーパーカップで、チャンピオンズリーグ王者レアル・マドリーが、ヨーロッパリーグを制したアタランタと対戦。2-0で快勝し、今季1つ目のタイトルを獲得した。

 スコアを動かしたのは59分。ヴィニシウス・ジュニオールの完璧なラストパスから、フェデリコ・バルベルデが難なく流し込んだ。待望の先制点で勢いに乗るとさらに68分、期待の新戦力キリアン・エムバペにもゴールが生まれた。

 クラブ公式サイトによれば、カルロ・アンチェロッティ監督が会見で、デビュー戦でさっそく初ゴールを挙げた新エースを絶賛。こう語った。

「エムバペは信じられないほどのクオリティを持っている。チームメイトとのコンビネーションも良く、守備でもハードワークしていた。チームは、前半は上手くプレーできなかったが、守備面では非常によく機能していたし、それが重要だった。スペースが空いてからは、我々にとっては楽だった。ベリンガム、ヴィニ、ロドリゴといった全ての攻撃的な選手たちが貢献してくれた。後半、チームはとても良いプレーをしていた」
【動画】見事なダイレクトシュート!エムバペの移籍後初ゴール
 タレント力はより凄まじいものとなった。では、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドの超強力3トップ、いわゆる“BBC”が猛威を振るった10年前のチームと比べ、一体どちらが上なのか。65歳のイタリア人指揮官は、そんな興味深い話題にも触れた。
 
「昨日、スタッフと2014年チームとの比較について話したが、非常に複雑だ。2014年のチームはクリスティアーノ、ベンゼマ、ベイルがいて素晴らしかった。並外れたフォワードラインだった。このクラブで変わらないのは、チームのクオリティだ。2014年もそうだったし、10年後もそうだ」

 新銀河系軍団は、かつてないほどの栄華を極めるのか。エムバペは「我々はレアル・マドリーで、限界はない。僕にも限界はない。もし50ゴール決められたら、50点だ」と言い放っており、期待は膨らむばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「全くの別世界」「練習の度にストレス」久保建英がマドリー時代を回想。3年間の“ローン生活”については「クラブを責めるつもりはない」
 
【画像】華やかに可憐にピッチで輝く!世界の“美女フットボーラー”を一挙紹介!

【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け!