パリ五輪で大岩ジャパンの10番を背負ったのは、技巧派の斉藤光毅だった。5-0と快勝したパラグアイ戦では左サイドからの仕掛けで違いを作り出すなど、チャンスメーカーとして大きな存在感を示した。
しかし、スペインとの準々決勝では最初の1対1の場面で相手に競り負けると、そこからトーンダウン。スペインの守備網を崩せず、不完全燃焼に終わった。
不安定だった印象も斉藤について、識者の河治良幸氏は次のような見解を示した。
「本来のスペシャリティが発揮されている時は素晴らしいですが、もっと安定して欲しいです。パリ五輪のグループステージで活躍しましたが、スペイン戦では萎んでしまった。メンタルに問題はないので、パフォーマンスそのものを高めてほしいです」
現在、森保ジャパンで中盤左サイドは三笘薫、中村敬斗などタレント豊富なポジション。ここに割って入るには、高いレベルでの安定感が必要になる。斉藤の飛躍に期待したい。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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