パリ五輪で金メダルを獲得し、スケートボード男子ストリート連覇を果たした堀米雄斗が8月15日、U-NEXT presents プレミアリーグ Kickoff Partyに出席。それぞれ男女のサッカー日本代表で活躍した李忠成氏、岩渕真奈氏と共にトークで盛り上げた。
現在25歳の堀米は、高校を卒業するタイミングで活動拠点をアメリカに移した。前例はあまりなく、手探りでの挑戦だっただけに、異国での生活は苦労が絶えなかったという。
「まずアメリカに行く人があんまりいなかったので。何にも知らないなかで行ったから、 困ることしかなかったし、日本とアメリカの生活が全然違うことに衝撃を受けたので、本当に苦労しました。だけど、その経験が今に活かされて、スケートボードのスキルだけじゃなくて、気持ち的にもメンタル的にも強くなれたので、そこはすごく良かったと思います」
アメリカで心身ともに大きく成長した金メダリストはさらに、日本との違いが分かる興味深いエピソードを披露。イメージ通りといえばイメージ通りの、さすがアメリカンポリスだ。
「日本に比べて道や街が全然広いし、ロサンゼルスに行ったので人も結構緩かったり、ノリが高い人が多かったので、スケートボードにすごい馴染んでるなって感じました。怒られることもあったりするんですが、それでも警察の人とかが優しく怒ったりしてくれて、最終的に警察が僕のスケボーを使って遊んでるみたいなこともありました。意外とキックフリップとかができたり。やっぱ、カルチャー的に馴染んでるなと思いました」
この日のメインテーマはサッカー界の最高峰プレミアリーグ。ということで、MCを務めたタレントのハリー杉山さんから「サッカーはスケーターたちの中でどういった存在なんですか?」という質問が飛ぶと、自身もサッカー好きの堀米は、親和性の高さを明かした。
「僕たちスケーターは色んなスポーツをするのも好きで、サッカーやバスケとか。あっちでもサッカーも見に行ったりするし、バスケとかも見に行ったりするので、スケートボード前にウォームアップとかでサッカーで遊んだりとか結構するんですよね。めちゃめちゃ本格的にやるとかではないけど、ライフスタイルとして、遊びとして楽しんでいる感じです」
自由の国、オープンマインドが堀米の性に合っているようだ。
取材・文●有園僚真(THE DIGEST編集部)
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