正解は「マルセル・プルースト『失われた時を求めて』」でした。1913年〜27年まで、全7篇が刊行されたフランスの小説で、その長さはフランス語の原書で3000ページ以上。5篇以降は、プルーストの死後、弟ロベールや批評家のジャック・リヴィエールらが刊行を引き継ぐかたちで完結を迎えたそうです。日本語訳も出版されています。

ただ、ギネスブックでは世界最長と認定されている『失われた時を求めて』ですが、実際は同じくフランスの「マドレーヌ・ド・スキュデリー『ル・グラン・シリュス』」の方が長編なんだとか。こちらは日本語訳は未発売。両方ともどんな内容なのか気になりますよね。

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