イム様は、『ONE PIECE(ワンピース)』の世界において最高権力を持つ五老星のさらに上の地位だと考えられています。イム様の側近は五老星だけかと思われていましたが、もうひとり「謎の人物」が側近としているようです。
「ホールけーいきアイランド編」よりイム様が登場。画像は『ワンピース 19THシーズン ホールケーキアイランド編 piece.28』(エイベックス・ピクチャーズ) (C尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション)
【画像】瞳がそっくりなのは偶然? それとも… こちらはイム様の親戚かもしれない人物です
五老星以上の側近?
『ONE PIECE(ワンピース)』「エッグヘッド編」では「バーソロミュー・くま」の過去や、ベガパンク博士からの衝撃的な発言が読者を驚かせました。
※この記事には単行本『ONE PIECE』109巻以降の内容を含みます。
1110話「降星」では、世界政府の最高権力者である「五老星」が異形の姿となり、「ルフィ」たちを狙います。そして、五老星よりも地位が高いとされているのが謎多き「イム様」でした。
イム様は誰も座らないはずの「虚の玉座」に座る権限を持ち、五老星を上座から見下ろす存在です。また、「ネフェルタリ・ビビ」の祖先である「リリィ」へ何らかの感情を持っているようで、ビビの写真をじっと見つめたり、リリィと思われる巨大な写真を飾っていたりしていました。
ほかには何かをかぶっているような、とても長い頭部や、特徴的な赤い瞳という情報以外はほとんど謎に包まれています。
そして1122話「イザッテトキ」では叫び声をあげるイム様へ心配そうに駆け寄る「謎の人物」に注目が集まっています。実は、謎の人物は過去にも何度か登場しており、過去には「パンゲア城」にある「花の部屋」へイム様を呼びに行く様子も描かれました。
では、「謎の人物」とはいったい誰なのでしょうか?
シルエットでは、性別すら分かりませんが、「花の部屋」に入れる時点で五老星相当の地位であることがうかがえます。
そして今回も、どの考察にも登場する「シャンクス」が今回も関係している、と考える読者が多いようです。
聖地「マリージョア」の治安を守る組織と考えられている「神の騎士団」には、最高司令官に「フィガーランド・ガーリング聖」がいます。彼は、五老星たちの会話や顔立ちが似ている点からシャンクスの血族と考えられており、その流れで読者はシャンクスの「これまでのうわさ」に注目したようです。
もともと、異様に移動時間が短いことから、シャンクスは「クローン説」がささやかれていました。そのことから、世界政府に作られたクローンのシャンクスが護衛をかねて、イム様の側近となっているのではないか、と考えられているようです。
また、イム様には瞳の模様が似ていることから「ジュラキュール・ミホーク」との関連も予想されています。イム様の「謎の側近」は、これまで登場したキャラに関係しているのか、それとも全く別の人物なのか、今後も『ONE PIECE』から目が離せません。