なでしこジャパンはパリ五輪でベスト8敗退という結果に終わった。アメリカ戦での引いて守る戦い方について、識者の河治良幸氏は「本来、なでしこジャパンが得意とするところではない」との見解を示している。
何より気になったのは、長谷川唯を上手く活かせていたか、という点だ。
「アメリカ戦のような戦い方だと、長谷川選手はスペックでやってしまっている感じ。自分の良さを発揮しているというよりは、スペックの高さでこなしている印象でした。着ている服の袖が合ってないというか、犠牲と言ったらあれですが…」
果たして、長谷川は戦術の犠牲者だったのか。そのあたりは意見が分かれるだろうが、彼女のクオリティが発揮されにくいサッカーだったことは間違いないだろう。
「長谷川選手に限らず、長野風花選手、谷川萌々子選手、林穂之香らヨーロッパのクラブでプレーしているミッドフィルダーが、池田ジャパンに来た時にオリジナルの戦い方を強いられるというか…。無駄遣いとまでは言いませんが、彼女たちの特長をもっと引き出せればアメリカ戦も自分たちの時間帯を作れていたかもしれません」
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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