「結果を見せなければいけない」町田デビュー戦で初ゴールの中山雄太、自身の得点よりも「すごく評価するべき」こととは?

 FC町田ゼルビアは8月17日、J1第27節でジュビロ磐田とホームで対戦。4-0の完勝を収めた。

 この一戦で際立つ活躍を見せたのが、今夏に加入した中山雄太だ。新天地のデビュー戦で、開始4分に先制点を奪取。さっそく移籍後初得点の27歳は、守備でも身体を張ってピンチを救うなど、攻守の両局面で存在感を示した。

 チームは4戦ぶりの白星。試合後のフラッシュインタビューで、中山が勝利を噛みしめる。

「チームとして連敗は避けなければいけなかったですし、個人的にも、入団して、しっかりと結果を見せなければいけないというところで、得点よりもゼロで抑えられたことが、すごく評価するべきかなと思います」
【動画】ゼルビア中山雄太の絶妙ヘッド弾!
 CKからヘディングで決めた自身の得点シーンに関しては、「スギ(杉岡大暉)から良いボールが来ましたし、まあ練習であんまり良いボールが来てなかったので、もっと良いボールを蹴れって言ったら、すごい良いボールが来てくれた」と笑顔を見せつつ、「それをうまくゴールに沈められて良かった」と振り返る。

 リーグ優勝に向けて力強く前進する町田。期待のニューカマーは「まだ1勝に過ぎないですし、残りのシーズン、しっかりと駆け抜けて、優勝という目標を確定させるために来たので、しっかりとサポーターのみなさんと連勝を重ねていきたい」と気合を入れた。

 また黒田剛監督は「まだ合流して間もないんですけども、やはり経験、キャリアというものをしっかり証明してくれたと思うし、今日のワンゴールで、または無失点で、チームの一員になれたなと思います」とコメントした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「選手はどうサボりながら勝つかを考えちゃう」内田篤人が“夏のJリーグ”について持論「正直、欧州と逆のことをやっている」
 
【PHOTO】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!

【記事】「Jリーグを動かしております」内田篤人が明かした驚きの事実。毎熊、川村、酒井…海外へ移籍する選手には“共通点”があった!「お騒がせして…」