８月17日に開催されたプレミアリーグ第１節で、同リーグ史上最年少31歳のファビアン・ハーツラー新監督が率いるブライトンは、エバートンと敵地で対戦。３－０で快勝した。

　新体制初陣で眩い輝きを放ったのが、三笘薫だ。腰の怪我から復帰し、半年ぶりに公式戦に出場した日本代表アタッカーは、26分に自ら発動したカウンターから鮮やかに先制点を奪えば、66分にアシュリー・ヤングからボールをかっさらったところで、ヤングから決定機阻止のファウルを受け、レッドカードを誘発した。

　そのほか、89分に最後の交代カードでベンチに下がるまで、得意のアウトサイドも駆使し、再三チャンスを演出。攻撃を牽引する活躍を見せ、ハーツラー監督に自らの重要性を存分にアピールした。
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　クラブ公式サイトによれば、イングランド代表で42キャップを誇る33歳、ダニー・ウェルベックが試合後のインタビューで、頼れるチームメイト三笘に言及。長期離脱からのカムバックを心から喜んでいる様子だ。

「彼は特別なタレントで、その能力は誰もが知っている。プレミアリーグで、１対１で彼以上の選手はそういない。戻ってきて、僕らの火力をさらに高めてくれるのは素晴らしいことだ」

　最高のスタートを切った新生ブライトンは、前任のロベルト・デ・ゼルビ監督時代以上に、攻撃的で魅力的なフットボールを展開できるか。前線でコンビを組む三笘とウェルベックに懸かる期待は大きい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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