愛猫「リュック」のために注文住宅の一軒家を建て、充実した日々を暮らす響介さん。リュックと暮らすうち、おじさんように振る舞う姿を多く見かけるようになって……? エッセイマンガの原案担当である響介さんにお話を聞きました。



「へそ天」状態でくつろぐおじさんのような愛猫(響介さん提供)

【マンガ本編】へそ天でくつろぐ愛猫がおじさんみたい… 飼い主が「ギクッ」とした理由とは?

愛猫のおじさんみたいな振る舞いの理由とは?

 響介さん(@HOMEALONe_ksk)は猫のために注文住宅の一軒家を建て、愛猫との暮らしを楽しんでいます。ある日、愛猫の「リュック」がソファでくつろいでいました。響介さんはリュックの、「人間のおじさん」のような振る舞いにツッコまずにはいられませんでした。その後、響介さんがアニメを見るためにソファに腰かけると、隣にきたリュックが響介さんと同じ座り方をして……?

 響介さんが「おじさんとおじさん」としてX(旧:Twitter)に掲載した『猫思てたんと違う』が話題です。今作は原案を響介さん、作画を漫画家のちとせさん(@inunonekochan)が担当して描かれたエッセイマンガです。いいね数は1.5万を超えており、読者からは「猫との親密な関係性が伝わってくる」「それが原因でしたか(笑)」「おじさんみたいなリュックに癒やされる」などの声があがっています。

 響介さんは猫マスター、作編曲家として活動しています。ブログ「リュックと愉快な仲間たち」では、愛猫との暮らしを発信しています。そのほかにも、猫たちとの出会いを描いた『借金1000万作曲家の人生を変えてくれた猫の話』(ワニブックス)や、5匹の愛猫たちとの愉快な日常を描いた『猫思てたんと違う』などの書籍がKindleにて発売中です。

 原案担当の響介さんにお話を聞きました。

ーー今回、X(旧:Twitter)に投稿した『おじさんとおじさん』のエピソードをマンガにしようと思った理由や、生まれたきっかけなどを教えて下さい。

『借金1000万作曲家の人生を変えてくれた猫の話』という書籍を作画担当のちとせさんと作ったのですが、Amazonなどの販売サイトで1位を飾りまくり、反響が大きかったから続編描こうぜ、となりました。僕の実際のエピソードを、ちとせさんに伝えて描いていただきました。



なかにおじさん入ってる? 5匹の猫とのシュールなエピソードをまとめた『猫思てたんと違う』(響介さん提供)

ーーリュックはどのような性格の子なのでしょうか?

 おじさんみたいな性格です。一家の大黒柱のような気構えで暮らしていて、ほかの猫への気遣いを忘れず、仕事中の僕の癒やし役もこなします。体調不良などで寝込んでいるときは、僕からひとときも離れず看病してくれる優しい子です。

ーー今作に描かれていること以外で、響介さんに似てきたところなどがあれば教えて下さい。

 僕がほかの猫を見ているときに、見られる側ではなく、一緒に見る側にいたり、トイレに行けばトイレに着いてきて、お風呂に入れば洗面所に待機していたり、人間と同じ行動をするのが好きです。