8月18日に開催されたスコティッシュカップ2回戦で、日本人5選手を擁するセルティックは、ハイバーニアンとホームで対戦。3-1で危なげなく快勝した。
勝利の立役者となったのは前田大然だ。エースの古橋亨梧は岩田智輝、小林友希と共にメンバー外となるなか、普段のウイングではなくCFで先発すると、開始4分で旗手怜央の折り返しにダイレクトで合わせ、鮮やかにネットを揺らした。
勢いは止まらずさらに15分、相手の最終ラインの背後を上手く取り、絶妙なフィニッシュ。今季初ゴールから一気に2点目もマークしてみせた。
【動画】前田大然がハイバーニアン戦で圧巻の2ゴール!
クラブ公式サイトによれば、復帰2年目を迎えたブレンダン・ロジャーズ監督が、試合後に『Celtic TV』のインタビューに対応。CFとして確かな結果を残した26歳の日本代表を称えた。
「彼があそこでプレーできることは、全く疑っていない。セルティックや日本でのプレーをたくさん見てきたからね。今日の2ゴールはとても良かった。ストライカーにやってもらいたいファーストポストへの到達、背後への走り込みによるものだ。優れたゴールだったね」
前田は圧倒的なスピードと運動量を活かしたハードワークを高く評価されている一方で、リーグでの得点数はセルティック加入3年でいずれも二桁に到達していない(6点、8点、6点)。今季はゴールに最も近いCFも担い、大台を突破できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「話にならない」内田篤人、海外移籍について若手の“姿勢”に物申す「行けば。どこでもいいじゃん」
【記事】「リバプールは久保建英への関心を再燃させている」サラーら主力選手の退団に備えて「多大な資金を準備」と現地報道
【画像】2024年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!