「仲睦まじい夫婦」と思ったら離婚!? よくある理由とは

周りから羨ましがられるほど仲良しな夫婦が突然離婚をしたら、多くの人はきっと驚きを隠せないはず。

ラブラブ……とまではいかなくても夫婦仲が良好で、幸せな家庭を築いているイメージがあると、誰もが「どうして!?」と思うことでしょう。

でも、仲睦まじい2人が離婚するパターンはそう珍しくないもの。

周囲が抱く印象と内部の事情が違っていたり、お互いが納得した上で別々の道を歩むなど、“別れ”にも様々な理由が潜んでいるようです。

仲睦まじい夫婦と……思ったら離婚!そのよくある理由とは?

仲睦まじい夫婦が離婚する流れですが

①話し合って円満に離婚

②実は元から仲が悪かったので、お互いに耐えられなくなってきて別れる

③途中で仲がこじれた/合わなくなってきたので、自然の流れで別の道を進む

の、いずれか3つに当てはまることが多いのだとか。

それぞれの詳しい理由をケース別に説明していきましょう。これを読めば、仲睦まじい夫婦が別れる理由が多少なりとも理解できるはずですよ。


円満離婚のパターン

子育てが終わり、お互いに自由な時間を満喫するために円満離婚するパターンの人もいます。喧嘩別れではないため、多くの場合が子ども公認で、別れ際のイヤ~な雰囲気がありません。

「イメージとしては夫婦から友達へ……」と肩の荷が下りて、ラフな関係に戻る感じ。

中には離婚した途端に恋人のような盛り上がりを見せるカップルもいて、結婚時より楽しく過ごす人々も少なくはないそう!

しがらみがなくなったからこそ、自分たちだけに専念できる→若い頃のアツアツさを取り戻せるのかもしれません(笑)

家庭を持つとそれぞれに果たすべき責任があり、ラブラブなカップルのままではやっていけないのが現実。

籍を入れるのは喜ばしいことですが、両親の介護やお墓、子どもの学費など現実的な問題が降りかかり、多少の窮屈さは否めないですよね。

ある程度の年月が経ち、「堅苦しさを脱ぎ捨てて自由になりたい、でも相手のことは嫌いじゃないし、これからも仲良くはしていたい」とお互いが思うと、円満離婚を考えるのでしょう。

結果的に仲良く過ごせて、関係が良好ならこの選択肢は“吉”となるはず。ポジティブな決別だからこそ、良いエンディングを迎えられるのだと筆者は推測します!


仮面夫婦のパターン

人前では仲良しそうに見えても、家に帰った途端会話が途切れ、日頃から言い合いばかりをする仮面夫婦も意外に多いのだとか。

なかなか別れないのは、どちらも体裁を気にしているから。周りに羨ましい家族だと思われたい、自分たちが失敗した様子を見せたくないという気持ちが強いので、簡単に仮面を取れません。

あとは周囲の反対を押し切って結婚したカップルや、見栄を張ってゴールインしたカップルは、別れた時に「ほれ見ろ!」と突っ込まれるのが怖いため、簡単に夫婦生活を終わらせることができないのです。

ただギスギスした家庭で一生を過ごすのは苦しく、子どもにも大きな迷惑が掛かります。

いずれ限界が来て別れるパターンがほとんどですから、第三者は離婚の報告を聞いてびっくりしても、当の本人たちからすると「分かっていた結末」といったところでしょうか。


加齢と共に意見が合わなくなったパターン

夫婦生活が長くなるにつれて意見が合わなくなり、仲がこじれるか、一緒にいて居心地が悪くなって離婚するパターンです。

子育て中は2人の間に子どもという存在がありますから、少しの違和感をスルーしたり、深く考える時間がなかったり、我が子のためを思って我慢ができるもの。

しかし、子どもが親元から旅立ち、2人の生活が戻ってきた頃すれ違いが生じがちに。

時間と共に意見や考えが変わるのは仕方がないことですから、お互いに合わせられない→別れへと繋がるのです。

このケースに当てはまり、熟年離婚する夫婦は多いですね。特に退職後は家にいる時間が増えて不満が溜まり、離婚へと至る話もよく聞くほど。

円満に別れる場合もあれば、険悪なムードでサヨナラする夫婦もいるので離婚時の雰囲気は各家庭によって違うようです。


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仲睦まじい夫婦の離婚後ってどんな感じ?

本当に仲睦まじい夫婦なら、別れた後も基本的には仲良し。

愛が冷めていなければ週一回は会うとか、別居しつつも週末は会う事実婚状態だとか、ほぼカップルのような状態で関係を続ける元夫婦も多いのだそう。

もう恋愛感情がなくとも、お互いが友達のような存在と思っているのなら、定期的に顔を会わせる関係に変わる場合もあり。

あとは「全然会ってないよ!」と言いつつも連絡を取り続けている2人など、フラットな付き合い方を楽しむケースも見られます。

周りからすると離婚は衝撃的な出来事に感じますが、当の本人たちは重いことと捉えておらず、夫婦という肩書きを外すくらいの認識です。

離婚という形も人それぞれですから、周囲が口を出すことではないのかもしれません。肝心なのは第三者の意見ではなく、該当者たちがどう思うか? 納得しているのか? が最も重要なのでしょうね!