デメリット① 日本国籍・日本在住者がインターに通う場合、就学義務を果たしていないことに
インターは、本来は日本にいる外国人の子女を対象としています。日本におけるその位置づけは、学校教育法第134条が定める「各種学校」、もしくは無認可です。数は少ないですが学校教育法第1条に定める学校(いわゆる「一条校」)として認められた学校もあります。
一条校以外のインターに通う場合、日本人のお子さんは就学義務を果たしていないことになります。筆者の友人たちも、そのことについてさまざまな手続きや面談をしていました。
インターのなかでも、外国の所定の評価団体から高等教育機関として認定された教育施設で12年の課程を修了していれば、大学入学資格はあります。また外国の大学入学資格である「国際バカロレア」「IB」などを持っていれば、こちらも大学の入学資格があります。進路に関わることですので、親御さんが希望の学校についてしっかり調べて、必ず確認しましょう。
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デメリット② 高額な授業料
インターナショナルスクールの学費は、円安の影響もあり、上昇傾向です。比較的良心的なところでも年間200万円~300万円はかかりますし、なかには倍近くかかるところも。
また、授業料以外にもなにかと高額になるのがインター。お付き合いも聞く限りは華やかで、おそらく日本の公立とは比較にならないくらいお金がかかるでしょう。
教育費にどこまでかけるかということについては、しっかり事前に話し合う必要があります。