コスプレイヤーの「ゴン」さんがX(旧:Twitter)に投稿した、『DEATH NOTE』の「L」の写真がそのクオリティーの高さで注目を集めました。ゴンさんにコスプレの注力したポイントや制作秘話を聞きました。
『DEATH NOTE』Lに扮する「ゴン」さん(X:@gon_6089)/撮影:「takara」さん(X:@xyzatoganaihito)/画像提供:「ゴン」さん
【画像】え、ビジュアルが美しい! こちらがクオリティー高すぎな『デスノート』Lのコスプレです(5枚)
コスプレ歴10か月の新星
コスプレイヤーの「ゴン」さんがX(旧:Twitter)に投稿した、『DEATH NOTE』の「L」の写真がそのクオリティーの高さで反響を呼びました。フォロワーが増えたきっかけになったという写真は、1.3万を超えるいいねを集めています。ゴンさんにコスプレの注力したポイントや制作秘話を聞きました。
――コスプレを始めたきっかけは何ですか?
始める前からコスプレに興味を持っており、「ディズニー・ハロウィーン」というディズニーで仮装ができるイベントに、友人とプリンセスの仮装をして行ったのがきっかけでした。
去年の10月にコスプレを始めたので、コスプレ歴は10か月ぐらいです!
――『DEATH NOTE』との出会いを教えて下さい。
美容院で『DEATH NOTE』のマンガの冒頭を読んだ時、ノートで人を殺すという斬新な世界観とキャラクターの個性に惹かれ読むようになりました。また、犯罪者や社会に不利益をもたらす者を消して、良い社会を作ろうとする月(ライト)が、現代社会の排他的なところに通ずる部分があって、そこも面白いなと思いました。
――Lのコスプレをしようと思ったのはなぜですか?
私自身は実は月がすごく好きで、月と一緒に撮影に行きたいという下心がありました……。ですが、L自身も本当に大好きです。Lの存在感や生きざまには「探偵」として収まりきらない、「世界の切り札」と言われるだけのものがありました。
人間らしくない頭脳を持っているのに、実は作中で誰よりも人間らしいところ、「デスノート」に恐怖を覚えながらも闘う姿を、見習いたいと思いました。
――コスプレをする際、大変だった事はありましたか?
Lは裸足のキャラクターなので、冬場は本当に寒くてつらかったです。雨上がりの2月のイベントでも裸足とシャツ一枚の薄着で撮影に挑みました。また、Lはあまり立たないし、座る時もたいてい「L座り」しかしないので、ポージングを考えるのが大変でした。低重心な姿勢と、首のアイソレーションを意識してポージングしています。
――Lのコスプレはこれまで何度やっていますか?
「ジャンプフェスタ2023」で1回、スタジオ撮影で1回、「acosta!」で2回の計4回です。家でのコスプレを含めたら8回くらいです。
毎回メイクやウィッグを調整しています。撮影では「目力が強い」と言っていただけたことが印象に残っています。目尻の微妙な角度、アイシャドウを入れる境界線、クマの範囲、目の開き方や動かし方もたくさん研究したので、目力に気づいてもらえてうれしかったです。
メイクに関しては、眉毛を作らないことにもこだわっています。何を考えているか、何を感じているか相手に悟らせない、そんなミステリアスなところもLの魅力だと思います。
――今後やってみたいコスプレを教えて下さい。
月、L、メロのコスプレはできたので、ミサミサや魅上をやってみたいです。彼らをどう「三次元にいそう」な感じにコスプレできるか楽しみです。