トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、現地時間8月19日に開催されるプレミアリーグ第1節のレスター戦を前に、英衛星放送『Sky Sports』のインタビューに応じた。
間もなく50代最後の誕生日を迎えるオーストラリア人指揮官は、2018年から2021年の途中まで横浜F・マリノスの監督を担当した。その際は、1年目は大いに苦しみ、残留争いに巻き込まれたが、2年目にアタッキングフットボールが完全に開花。見事に15年ぶりのJ1制覇を成し遂げた。
当時の記憶が色濃く残っているようで、「就任2年目のシーズンをどう感じている?」と問われた際、ポステコグルー監督は「私はもうピカピカの新人ではない。だから他の新監督もいる」と伝えたうえで、得意げにこう言い放った。
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「通常、2年目のシーズンに私は何らかを勝ち取る。それが全体的な考え方だ。1年目は原則の確立、土台作りが大切なんだ。上手くいけば、2年目は優勝を狙える。もちろん、言うは易く行なうは難しだ。プレミアリーグや我々が参加するコンペティションは特にね。
1年目の出来次第で、2年目はさらに上を目ざせるポジションにいるべきだというのが、私の考えだ。昨年は本当に良い時もあったし、厳しい時もあった。良い時と同じくらい、厳しい時からも多くを学んだと思う。それが『私たちが良い状況にある』と意味するよう願っているよ。昨年よりも間違いなく良い準備ができている」
2年目に好印象を持つポステコグルー監督は、ポジティブな実体験を重ね、“2年目の逆ジンクス”を確立させられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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