クリスタル・パレスに加入した鎌田大地が、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、昨シーズンにプレーしたラツィオでの1年を振り返っている。
昨夏に5シーズンを過ごしたドイツのフランクフルトを退団し、イタリアの名門に加入した日本代表MFは、しかしマウリツィオ・サッリ監督の下で満足な出場機会を与えられなかった。
ただ、3月にイゴール・トゥドール監督が就任すると、主力に抜擢。本人も「残留するつもりだった」が、契約延長交渉がまとまらずに1年で退団となった。
交渉決裂となったなか、ラツィオのクラウディオ・ロティ―ト会長について、「超名物会長なんで」と評した鎌田は、その古巣の内情をこう明かす。
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「ラツィオはいろいろと特殊でしたね。ドイツと違って、若手選手もなかなかいない。買って売るとかもしない。選手は絶対に5年契約なんですよ、基本的に。3年とかやって残り2年契約で試合に出てなかったら、売るじゃないですか。ラツィオの会長は給料は払うから、グラウンドの横を走っとけみたいな」
28歳のMFは「お金は気にしない。胸スポンサーもないし。給料払うから走っておいていいよみたいな」と続け、「だから僕は複数年契約をしたくなくて」と本音を述べている。
サッカー界でもそのワンマンぶりが有名な会長に驚きを感じたようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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