ブンデスリーガのフランクフルトが、ベルギーのユニオン・サン=ジロワーズに所属する日本代表のDF町田浩樹に強い関心を示しているようだ。ドイツメディア『Frankfurter』が8月20日付で報じている。
「アイントラハト・フランクフルトは新たなCBを緊急に探している。1つの小道はベルギーのユニオン・サン=ジロワーズに通じている」
同メディアによれば、フランクフルトは当初、ギリシャのPAOKからコンスタンティノス・コウリエラキスの獲得を目ざしていたが、最終的には拒否されて町田に狙いを定めたようだ。
「フランクフルトはウィリアン・パチョを4000万ユーロでパリ・サンジェルマンに売却した。コウリエラキスは数か月前からスカウトされ、後継者となるはずだった。しかし最終的に20歳の彼はヴォルフスブルクからのより魅力的なオファーを選択した。現在、他の計画を早急に立てる必要があり、ディノ・トップメラー監督は遅くともボルシア・ドルトムントとの第1節までに補強を必要としている。いずれにせよ、マチダは候補の一人だ」
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記事では「身長190メートル、左利きでヘディングが強く、非常に危険な選手だ」と町田を紹介。「8月25日に27歳の誕生日を迎えるディフェンダーの獲得に、約800万ユーロ(約13億6000万円)を支払わなければならないだろう」と記す。
またベルギーメディア『Voetbalprimeu』も、町田の動向に言及。ドイツでの報道を基に、「日本人ディフェンダーはここ数か月間、何度か新たな移籍の可能性が噂されてきたが、実際に具体的なオファーは出ていない。ただ、状況はすぐ変わるかもしれない」とし、フランクフルトがパチョの売却で得た資金に触れ、「最終的にブリュッセルのチームで73試合に出場したマチダにとって、ユニオンの歴史に終止符が打たれることになる」と伝えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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