社会人になっても勉強することは必要です。でも勉強には抵抗感を持つ人が多いのも事実。しかし資格取得という目標があれば頑張れるのではないでしょうか。
いま転職や独立、自分磨きのために、資格取得にチャレンジする人が増えています。そこでこの記事では、仕事に役立ち、スキルアップできる人気資格を5つ選んでみました。
〇 TOEIC
TOEICはビジネスや日常生活での英語力を測る世界共通のテストの一つです。日本ではIIBC(一般財団法人国際コミュニケーション協会)が実施しています。
TOEICは、リスニングとリーディングの能力を測る一般的なテストを含め、5種類のテストを受けることができます。
TOEIC対策の勉強をすることで、ビジネスシーンで使える英語を習得でき、キャリアアップにつながること間違いありません。就職や外資系企業への転職にも有利です。
〇 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、一人一人のライフプランに対し、お金に関する面からサポート、アドバイスをするお金の専門家です。
ファイナンシャルプランナーは、税金や年金、保険などの幅広い知識を持っていなければなりません。日本FP協会は、ファイナンシャルプランナーを「家計のホームドクター」と位置づけています。
FP試験は、1級〜3級まであり、2級以上の資格を取得すると、独立開業も可能です。
FPになるには、「日本FP協会」もしくは「一般社団法人金融財政事情研究会」の実施する試験を受験します。
〇 ITパスポート
ITパスポート試験は、情報処理技術者試験の一つで、ITに関する基礎的な知識を有していることを証明する国家資格です。
情報処理技術者試験の中で、もっとも難易度が低いため、ITスキルの入門資格といえるでしょう。今やビジネスにITの知識は必要不可欠です。そのため年々受験者が増えている試験でもあります。
まずITパスポート資格を取得して、上位資格である情報セキュリティマネジメント試験に挑戦するのもいいでしょう。
〇 宅地建物取引士
宅地建物取引士(宅建士)とは不動産取引の専門家です。
不動産の買い手や借り手が、その物件について、知識がないまま取引をしてしまうと、思わぬ不利益を被ることがあります。
それを防ぐため、取引対象の物件について、重要な事項を説明するなどの業務を独占的に行います。
資格を取得すると、不動産関連業界への就職や転職が有利になるといったメリットがあるので人気資格の一つです。
〇 社会保険労務士
どんな規模の会社でも従業員を雇用すれば、労働条件を決めたり、社会保険の手続きといった人事労務に関する問題が発生します。
この人事労務問題をサポートする専門家が社会保険労務士(社労士)です。社労士は人事労務に関する書類を作成・提出する業務や相談業務を担当します。
社労士試験は難易度が高い試験ですが、合格後は労働問題のプロとして独立したり、また企業内社労士として活躍の場は広がるでしょう。
〇 資格に挑戦しよう!
資格には国家資格、民間資格があり、難易度もさまざまです。しかし、どんな資格であっても、資格取得のために勉強することによって、自分自身のスキルアップにつながります。
あなたも気になった資格に挑戦して、自分自身を輝かせてみませんか?