「信じられないというか...」7年半在籍した町田を離れて仙台へ。奥山政幸が涙ながらに語った“ゼルビア愛”と新天地での意気込み「僕も必死に頑張りたい」

 J1で首位に立つFC町田ゼルビアは8月20日、公式YouTubeチャンネルを更新。J2のベガルタ仙台に期限付き移籍が決まった奥山政幸のインタビューを公開した。

 2017年にレノファ山口FCから町田に加入した奥山は、翌年にJ2で40試合に出場すると、以後もレギュラーに定着。昨季はキャプテンを務め、34試合1ゴールを記録してJ2優勝に貢献した。ただJ1を戦う今季は、4試合の出場にとどまっていた。

 7年半にわたって在籍した町田を離れ、仙台での挑戦を決めた31歳のDFは「本当に難しい決断でした。わがままを言ったというか、選手としてもっと挑戦をしたいと思って今回の決断になりました」と移籍の理由を明かす。
【動画】仙台に期限付き移籍が決まった奥山政幸のインタビュー
 またJ1の優勝戦線をリードする町田について、涙ながらに思いを語る。

「信じられないというか、本当に嬉しいです。それに自分がいないのは悔しいですが、今はJ1優勝が狙える位置にいるので、優勝を一緒にできれば良かったですけど、それは叶わないので、(町田に)優勝してほしいと思います。もっと可能性のあるチームだと思うので、大きくなってほしいです」

 新たなチャレンジに向けて「いろんな思いがありつつも、これをしっかりと正解にできるように、僕自身も仙台で必死に頑張りたいと思います」と意気込む。現在J2で4位につける仙台をJ1昇格に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「19歳で見たことがない」槙野智章が即海外移籍を“確信”する逸材は?「冨安を見た時と同じ感覚」【パリ五輪】
 
【記事】「選手はどうサボりながら勝つかを考えちゃう」内田篤人が“夏のJリーグ”について持論

【PHOTO】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!