名作童話「はれときどきぶた」シリーズなどで知られる、児童文学作家の矢玉四郎さんが死去した。8月20日、岩崎書店が公式サイトで報告している。
公式サイトに掲載された「【訃報】『はれときどきぶた』シリーズの著者、矢玉四郎先生が逝去されました。」では、「『はれときどきぶた』シリーズの著者、矢玉四郎先生が2024年7月14日に老衰のため逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。ご葬儀は、矢玉先生のご遺志により、家族葬にて執り行われました」と報告。
そして「春頃から体調を崩されていたそうですが、直前までメールでお返事くださっていましたので、私どもとしては思いもよらないことでしたが、満80歳、ご家族は、『生き切った』とおっしゃっていました」と、家族の言葉を伝えた。
また、「1980年刊行の『はれときどきぶた』は、現在でも毎年版を重ねる超ロングセラー&ベストセラーとなっておりますが、こんなにも長く多くのこどもたちに愛され続ける作品に弊社が伴走できたことを大変光栄に思い、深く感謝しております。矢玉先生も見守ってくださる中、則安くんやぶたはこれからも活躍を続けます!ひきつづきよろしくお願いいたします」とつづっている。