現地時間8月20日に米大手スポーツチャンネル『ESPN』が、欧州5大リーグの注目すべきブレイク候補10人を発表。その1人にパルマのGK鈴木彩艶が選ばれた。
鈴木は今夏にシント=トロイデンからパルマに加入。17日に開催されたセリエA開幕節のフィオレンティーナ戦(1-1)では、直接FKを決められて1失点を喫したものの、再三好セーブを披露し、上々のデビューを飾った。
同メディアは、そんな21歳を「彼はまだ若いキャリアの中で、すでにACL、天皇杯、日本のスーパーカップで優勝している」と紹介した。
「昨年の夏には、マンチェスター・ユナイテッドが彼にバックアップGKとしてオファーしたが、当時20歳だった鈴木はファーストチームでのプレー機会を増やしたいと考えて断った。その後、ベルギーのクラブにレンタル移籍し、欧州でさらなる経験を積んだ後、今夏にパルマに加入した」
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また、「鈴木は成長の重要な時期を迎えており、今後も順調にいけば、将来的には日本代表の正GKになるだろう」と期待を寄せており、フィオレンティーナ戦でのパフォーマンスに賛辞を贈った。
「パルマでのデビュー戦では、重要なセーブを披露。試合を通して素晴らしいプレーを見せた。失点はペナルティエリア外からの素晴らしいFKだったため、鈴木にできることはほとんどなかった」
そして最後には、「彼は非常に頭が良い。パルマに到着してから1週間も経たないうちに、初めての記者会見をイタリア語で行なった」と伝えている。
パルマは次節、24日に強豪ミランと対戦。若き守護神の活躍に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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