漫画家の秀さんは、以前に住んでいた部屋に特に不満はなかったそうです。しかし、昼でも電気をつけるくらい日当たりが悪い部屋でした。体内時計がバラバラになってしまった秀さんが、日当たりの良い部屋に引っ越すと……? 作者の秀さんにお話を聞きました。



特に不満のない自宅。唯一欠点を上げるとしたら……?(秀さん提供)

【マンガ本編】日当たりが悪い以外、特に不満のない住まいだったけれど…引っ越して体調が激変した理由とは?

日光浴の驚くべき効果とは

 以前に住んでいた部屋に特に不満は持っていなかった漫画家の秀さん(@hide_pau)。しかし、昼でも電気をつける必要があるくらい、日当たりが悪い部屋でした。その影響なのか、秀さんだけではなく愛猫たちも体内時計が狂ってしまいました。今は日当たりの良い部屋に引っ越していて、日光を浴びるようになったそうです。すると生活に変化があったそうで……?

 秀さんによるエッセイマンガ『引っ越して健康になった話』がX(旧:Twitter)上で公開されました。読者からは「実際、朝から太陽の光を浴びないと体内時計が狂って体調不良になるらしいです」「猫ちゃんたちも整ってよかった」「日光浴は骨も丈夫になるみたいだし、私はあえてベランダ出るようにしています」などの声があがっています。

 秀さんは漫画家として活動しており、SNSに投稿した猫3匹との日常を描いたエッセイマンガ集『秀さんちのゆるねこ日記』(全2巻)がKindleにて無料公開されています。

 作者の秀さんにお話を聞きました。

ーー太陽の日差しを浴びるのは大事ですよね。今作『引っ越して健康になった話』について、このときの状況や、秀さんの心境を詳しく教えて下さい。

 引越し前は一階で家のすぐ前に別棟が建っており、天気の悪い日は昼間でも電気をつけないと夜のように暗い家でした。設備などはとても綺麗で整っていたので特に不満は感じていなかったのですが、諸事情で引っ越すことになったあとに前の家がとても暗かったんだと気付きました。

 体調が良くなったと気付いたのは引っ越して数週間経ってから、朝パッと目が覚めるようになってからです。



3匹の飼い猫たちとのドタバタライフをまとめた『秀さんちのゆるねこ日記』(秀さん提供)

ーーほかに、日当たりがよくなってから愛猫たちには何か変化はありましたか?

 引越し前は夜中に毎日大暴れして困っていましたが、新居に引っ越してからは人間と同じ時間に寝てくれるようになりました。以前より行動が落ち着いているように感じます。

ーー日当たりの良さのメリットやデメリットなど、後日談を教えて下さい。

 特に大きなデメリットはありませんが、風通しがよく日当たりが良い立地のせいかベランダに虫がよく出ます。ちゃんと朝起きて、夜に眠くなって寝るという生活改善ができたことが一番良かったです。