フェイエノールトで2年目を迎えている日本代表FW上田綺世は、新シーズンもベンチで過ごす日々が続くかもしれない。
上田は昨年の夏にサークル・ブルージュからフェイエノールトに加入。しかしエースのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの控えに甘んじて途中出場が多く、リーグ戦26試合の出場で5ゴールに留まった。
この夏のオフにはヒメネスの移籍が確実視され、新シーズンの上田への期待が高まっていたなか、メキシコ人ストライカーはフェイエノールトに残留する可能性があるようだ。
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オランダメディア『VI』によると、ノッティンガム・フォレストがヒメネス獲得のために2500万ユーロ(約40億4000万円)の獲得オファーを送っており、これはフェイエノールト史上最高額の移籍金となる。しかしクラブ、選手ともに現時点ではこの契約を望んでいないという。
それを踏まえて、同メディアは上田について、こう伝えている。
「ヒメネスがもっと長く留まる場合、フェイエノールトはウエダに“説明しなければならないこと”を抱えることになる。この日本人選手は2年もベンチに座りに来たわけではない。さらに、フェイエノールトは900万ユーロ(約14億5000万円)で獲得した上田をプレーさせないわけにもいかない」
もしエースが残留した場合、上田にとっては厳しい状況が続きそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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