「エンドウは限界に見える」遠藤航の残留はリバプールの“長期的リスク”と英報道「日本人にこだわれば、スロットは後悔するかもしれない」

 リバプールは昨季から遠藤航に代わる6番を獲得すべきとの声が絶えない。先日、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ獲得の可能性が浮上したが、実現には至らなかった。

 これで6番補強がなくなり、遠藤はリバプールに残留するとの見方もある。だが、『GiveMeSport』は8月20日、遠藤を残すことが、アルネ・スロット監督にとって「長期的リスク」になり得ると報じた。

 同メディアは「試合を読む能力がブンデスリーガにおいて知名度を高めるのに役立ち、プレミアリーグでも多くに好印象を残し、タックルとボール奪還の優れた能力を示した」と、日本代表主将のこれまでのインパクトを伝えている。

「前監督の下での最大の役割は、ルーズボールを拾い、効率的にポゼッションを循環させることだった。たゆまぬ仕事ぶりと素晴らしいチーム優先の姿勢で、どんなチームにとってもエンドウがいるのは幸運かのようだった」
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 そのうえで、GiveMeSportは、スロット新体制における遠藤の出場機会がプレシーズンマッチから減少していったことを指摘。「スロットのシステムにおいては、守備的志向の選手にとって厄介なシナリオとなるかもしれない」と続けた。

「最終ラインの前に位置するが、トランジションのクオリティを求められる。そしておそらく、スロットは必ずしもエンドウにそのクオリティを見ていない」

「エンドウの限界が見え、リバプールがスビメンディの件以降に移籍市場で苦しみ、まったく前進できていないだけに、日本人MFにこだわれば、スロットはその決断を後悔するかもしれない」

 苦しい立場で様々なことを言われる遠藤が、シーズン中に見方を改めさせられるよう願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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