WOWOWオリジナルのドラマの続編『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』が決まっている実写版『ゴールデンカムイ』に関して、2024年8月22日の17時からいくつかの「重大発表」があるそうです。SNS上ではいまだ不明の人気キャラ「鯉登少尉」のキャストが発表されるのか、と大盛り上がりを見せています。



『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』ポスタービジュアル (C)野田サトル/集英社 (C)2024 WOWOW

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予想されるキャストが豪華すぎ

 2024年1月19日に公開されて大ヒットした映画『ゴールデンカムイ』(原作:野田サトル)は、2024年10月6日から全9話の続編ドラマ『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』がWOWOWで放送されることが決定しています。そのドラマ版『ゴールデンカムイ』に関して、本日大きな発表があるようです。

 実写版『ゴールデンカムイ』の公式X(旧Twitter)は8月21日の12時に、「今回は複数のビッグニュースをお届けできる予感ッ!!」という言葉とともに2024年8月22日17時に何かしらの情報解禁があることを発表しました。そのポストには誰かのシルエットの画像がついており、その髪形や軍服のように見える襟の部分から「ついに鯉登少尉のキャストが発表されるのか!」と、ファンが大きな盛り上がりを見せています。

 明治後期の北海道を舞台に、アイヌが隠した大量の金塊をめぐるサバイバルバトルを描いた『ゴールデンカムイ』の原作マンガ10巻では、作中屈指の人気キャラとなる「鯉登音之進少尉」が登場しました。金塊を狙う「鶴見中尉(演:玉木宏)」が率いる陸軍第七師団の一部の集団に属す彼は、鹿児島出身の色黒の美青年で、海軍少将の息子であるエリートです。

 ドラマ『北海道刺青囚人争奪編』には、鯉登少尉が初登場時に対峙する天才詐欺師「鈴川聖弘(演:山路和弘)」が登場することが発表されており、また特報映像でも鯉登少尉と思われる特徴的な走り方の軍人が一瞬映っていました。鯉登少尉が今回のドラマに登場することは、間違いないと思われます。そして、22日17時の発表でそのキャストが分かるのか、誰が演じるのか、SNSでは以前からあった予想合戦がさらに盛り上がっているようです。

 ファンの間で予想、希望の声が出ている俳優の一部を挙げると、中川大志さんや柳楽優弥さん、吉沢亮さん、山田裕貴さんらはっきりした顔立ちかつマンガの実写版の作品にも多数出演している方の名前が飛び交っていました。また、鯉登少尉が剣を振るうときや、感情が高ぶったときに発する 「キエエエッ!!」という「猿叫」がハマりそうという理由もあって、『今日から俺は!!』『斉木楠雄のΨ難』でハイテンションな演技を披露した、賀来賢人さんを推す声も少なくありません。

 そのほか、杉野遥亮さん、町田啓太さん、水上恒司さん、神尾楓珠さん、戸塚純貴さんらの名前も出ていました。鯉登少尉は日露戦争にも参戦していない若い将校で、作中にて明治27年(1894年)時点で8歳だったことが語られているため、おそらく1886年生まれで金塊争奪戦に参加しているときは20歳そこそこと思われます。年齢の面では中川大志さん(26歳)、水上恒司さん(25歳)、神尾楓珠さん(25歳)がちょうどよさそうです。

 また、鯉登少尉を再現するための重要な要素としては、「身長の高さ」も挙げられるでしょう。作中で鯉登少尉とバディのようになっていく「月島基軍曹」は原作では背が低く鯉戸少尉との背丈の差が顕著ですが、実写版では身長180cmの工藤阿須加さんが演じています。先ほど名前が出た俳優さんのなかで180cm超えは、185cmの杉野遥亮さん、183cmの町田啓太さんだけです。「月島軍曹より背が低い鯉登少尉はイヤ」などの意見もありますが、底上げ靴を履いてでも原作の「身長差」を再現するのか、そこは割り切って再現しないのか、どうなるのでしょうか。

 そのほか、鯉登少尉は作中でどんどんおバカな一面を出していく一方、心酔していた鶴見中尉に対して疑問を抱き意外な成長を見せていくキャラでもあり、またとある理由で所属したサーカス団で「曲芸の天才」と言われるほどの驚異的な身体能力の持ち主でもあります。前述の猿叫のほか、緊張すると聞き取れないほどの早口の薩摩弁でしゃべり、端正な顔立ちながらトレードマークの特徴的な眉毛も持つ彼を再現するのはなかなか難しそうです。

 果たして17時の発表で鯉登少尉のキャストが明らかになるのか、そのほかの「複数のビッグニュース」とは何なのか、実写『ゴールデンカムイ』の今後を予想しながら楽しみに待ちましょう。