米軍兵士のタトゥーには規制がある!?自由の国アメリカに気にする人がいるなんて…【米軍基地で働いてみた(65)】
米軍兵士のタトゥーには規制がある!?自由の国アメリカに気にする人がいるなんて…【米軍基地で働いてみた(65)】
今回も私がアメリカ軍基地で働いていた時のお話しです。
皆さんはタトゥーにどんなイメージをお持ちですか?
そもそも日本では極道の世界などの「刺青(いれずみ)」というイメージが強い人も多いですよね。
最近では、日本も若者を中心にタトゥーを気軽に入れる人も増えてきましたが、海外の人はタトゥーを入れている人が多いと感じている人も多いのではないでしょうか?
実はアメリカ軍には、米軍兵士のプロフェッショナルなイメージや、一部の部隊の一体感を損なわないようにタトゥーに関する規制が存在するそうです。
陸軍・海軍・空軍や海兵隊など、それぞれ規制に多少の違いがあるようですが、過度に性的・男女/人種差別的・過激派的な内容のものや、耳の後ろから前までの首の部分や・顔・手指にタトゥーを入れることは原則禁止のようです。
私達日本人からすると、アメリカでタトゥーの事を気にする人なんていないように思ってしまいますが、自由の国アメリカには保守的な人たちも多く、タトゥーに否定的な人もいるのでこのような規制があるんですね。
(た・だ・し・・・私自身の経験ですが、基地内でタトゥーをしていない兵士を見かけたことはありません)
そんなタトゥー事情の米軍基地内のクラブのカウンターに1人の兵士がやってきました。
彼の鋼のように鍛え抜かれた右腕にカラフルな水着美女のタトゥーがありましたが、左腕には『不思議の国のアリス』のアリスやトランプ兵士などの可愛いキャラの派手なタトゥーが。
米軍兵士のタトゥーには規制がある!?自由の国アメリカに気にする人がいるなんて…【米軍基地で働いてみた(65)】
これでもタトゥー規制には抵触しないんだな…と感心しつつ、なんだか左右でちぐはぐなイメージのタトゥーだなと思ってタトゥーについて少し話を聞いてみると、なんと彼の両足にはそれぞれドラゴンとドクロマークが。
更に背中にはピカチュウと孫悟空という体中にありとあらゆるモチーフのタトゥーが入っているんだとか。
それにしても、どうしてこんなに体のあちこちに色々なモチーフが入っているのか…兵士との会話中に彼が「ポツリ」と呟いた言葉に衝撃を受けたのですが、お話は下の関連記事に続きます!