「町田のPKは議論を呼ばなかったわけではない」藤尾翔太の“ボールに水かけ”に海外大手メディアも注目「ライバルから苦情を招いた」

 小さくない反響を呼んだ場面に、海外メディアも注目した。

 話題を集めたのが、8月17日に行なわれたJ1第27節ジュビロ磐田戦(4-0)の58分、FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太がPKキッカーを務めた際に、ボールにボトルの水をかけたシーンだ。

 主審が濡れたボールを交換すると、藤尾は両手を広げて不満を露わにしたが、チームの4点目となるPKをしっかりと決めてみせた。
【画像】町田の藤尾がボールに水をかけたシーン
 ブラジルの大手メディア『globo』は、この“水かけ”について、「ゼルビアの4点目は議論を呼ばなかったわけではない」と報道。こう続けている。

「ライバルチームから苦情を招いた行為の1つは、藤尾がPKを蹴る前にボールを濡らしたことだ。このストライカーは磐田戦でもこの儀式を繰り返したが、主審はそれに気づき、PKの前にボールを戻すよう命じた。それでも藤尾は(GKの)川島永嗣を破り、首位の勝利を決定づけた」

 珍しい“攻防”が海の向こうでもフィーチャーされた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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