古橋亨梧に対するマンチェスター・シティの関心が注目されているセルティックだが、去就が取りざたされている主力はほかにもいる。この夏を通じて、マット・オライリーの移籍が騒がれてきた。
昨季のチームを支えたオライリーを売却するとなれば、その影響は小さくない。当然、中盤のテコ入れが必要となる。その後釜候補のひとりとして地元紙が挙げたのが、リバプールで立場が危ういと言われている遠藤航だ。
『Daily Record』は8月21日、オライリーの代役候補となる7選手を選出。レンタル先から復帰したパウロ・ベルナルドのほか、アルネ・エンゲルス(アウクスブルク)、アルビン・サンチェス(ローザンヌ)、ルーク・マッコーワン(ダンディー)、タナー・テスマン(ヴェネツィア)、マテウシュ・ボグシュ(ロサンゼルスFC)の5選手、そして遠藤をピックアップした。
昨季はシーズン途中から守備的MFとして名を上げた遠藤だが、ユルゲン・クロップ前監督が退任し、アルネ・スロット監督が就任した今季は、プレシーズンマッチから出場機会が減少。プレミアリーグ開幕戦でも出番がなく、去就が騒がれている。
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Daily Record紙は「リバプールで構想外のようで、経験とビッグクラブのメンタリティをセルティックにもたらせる選手。より守備的MFが本職の選手であり、彼が加われば、主将カラム・マグレガーがもっと高い位置で試合に影響することができるようになる」と報じた。
「マイナスとなり得るのは、リバプールの移籍金要求かもしれない。非常に経験豊富な日本代表は31歳。多額の移籍金を払うことになれば、セルティックのこれまでのやり方に反する。セルティックは買った選手を育て、売って利益にすることを好んできた。エンドウの場合は当てはまらない」
「しかし、今こそ取引をまとめるべきという時もある。クロップが見いだし、獲得した選手だけに、セルティックのサポーターも興奮させる補強となるだろう」
遠藤がプレミアリーグでタイトルを競うビッグクラブからスコットランドに移籍することはあまり考えられないだろう。ただ、移籍市場は何があるか分からない。リバプールでの巻き返しを期待しつつ、進展に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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